ブールとはどんなパン?ふれんちハンターがわかりやすく解説!

フランスパンと言えば、「バリバリとした、噛み応えのある細長いパン」を思い浮かべる方も多いのでは?しかしフランスパンにはたくさんの種類があり、長さや重さ、クープと呼ばれる表面の切り込みなどによって名前が変わるんです。

この記事ではふれんちハンターが、「柔らかくて丸い」ブールの特徴や、その魅力について解説していきます。

そもそもブールとは?

画像素材:iStock

ブールとは、「球」や「ボール」を意味するフランス語で、その名の通り丸い形が特徴的なフランスパンの一種です。基本的な材料はバゲットと同じで小麦粉、水、塩、イーストの4つだけ。非常にシンプルなパンですが、バゲットと違うのはその表面の皮の厚さ。
一般的にバゲットは皮が厚く、バリバリとした食感がしますよね。しかしブールは表面の皮が薄いため、外はパリッと中はふっくら、しっとりとした食感になるんです。

また、フランスパンは生地を焼く前にクープという切り込みを表面に入れるのですが、ブールではそれが格子状に入っているので、簡単に見分けることができます。

ちなみにフランス語で「パン屋」を意味するブーランジェリーの語源は、「ブールを焼く人」から来ています。フランスでは非常に歴史のあるパンなんですよ。

ブールの美味しい食べ方

画像素材:iStock

そのまま食べたりサンドイッチにしても美味しいブールですが、中をくり抜いてシチューを入れることもできます。パンを器代わりにしたこの料理は、パーティーなどでも盛り上がること間違いなしです。

また、もしブールを手作りするなら、生地にチーズやレーズンを練り込んだものもオススメ。シンプルなパンなのでアレンジがしやすいのも魅力ですね。

ブールとは丸い形が特徴的なフランスパンの一種!

画像素材:iStock

ブールは、「ブーランジェリー」の語源ともなったフランスパンの一種。丸い形と柔らかい食感、表面に刻まれた格子状のクープが特徴です。ぜひパン屋などで見かけた際には購入を検討してみてくださいね。

※画像はイメージです。