クランペットとはどんなもの？パンケーキとの違いは？フードマニア編集部がわかりやすく解説！

みなさんは「クランペット」という食べ物をご存知でしょうか。イギリスで昔から食べられている朝食メニューの一つで、もちもちとした食感が魅力のパンケーキです。

この記事ではフードマニア編集部がクランペットの特徴や、通常のパンケーキとの違いについて解説していきます。

そもそもクランペットとは？

クランペットとは、イギリスで生まれたパンケーキの一種。小麦粉や牛乳、砂糖、ドライイーストなどで作った生地をパンケーキと同様に焼き上げたもので、主に朝食や軽食として提供されるメニューです。

表面にぽつぽつと穴が開いているのが特徴で、本場イギリスでは一度トースターで焼きなおして表面をカリッと仕上げるのが定番の食べ方。中のもちもちとした食感が魅力で、表面の穴を埋めるようにバターを塗ったり、蜂蜜やフルーツと一緒に食べられます。

一般的なパンケーキとの違いは？

一見すると「無数の穴が開いたパンケーキ」のようにも見えますが、実はクランペットとパンケーキには明確な違いがあります。
一般的にパンケーキと言えば、卵や小麦粉、牛乳、砂糖、ベーキングパウダーなどが使われますが、クランペットでは卵やベーキングパウダーは使用しません。代わりにドライイーストを加えて、生地を発酵させているのが特徴で、これがクランペット特有のもちもちとした食感に繋がるのです。

また、ドライイーストを溶かすために牛乳は人肌ほどに温めたものを使うのもクランペットの特徴。材料を混ぜ合わせたあと暖かい部屋で1時間ほど寝かせて、生地が倍に膨らんだら気泡を潰さないようにおたまで掬って焼いていきます。その際、セルクルと呼ばれるパンケーキを円形に焼くための枠があると綺麗に作ることができますよ。

クランペットとはイギリスで食されているパンケーキの一種！