クミンとはどんなスパイス?カレーマニアが解説
クミンはカレーづくりに使用されるスパイス。カレーのスパイスとしてはどのような効果があるのでしょうか?
ここではカレーに関する本を多く出版してきたカレーマニア編集部がクミンについて解説していきます。カレーに詳しくなりたい人におすすめ!
スパイスとしてのクミンとは?

セリ科で原産地はエジプト。いわゆるカレーを想起させる香りと味わいを持つスパイスです。カレーにおいては、ホール(原料のままの状態)とパウダーのどちらでも使用しますが、ホールは香りを引き出すスタータースパイス(最初に使用して香り付けするスパイスのこと)として使われることが多いですね。パウダーの方は、ホールよりさらに強い香りを放ち、ガラムマサラやカレーパウダーなどのミックスパウダーに欠かせません。
クミンは、胃腸を整える効果があり、インドでは下痢や腹痛の治療薬として処方されていました。防腐効果もあり、エジプトではアニスなどと共にミイラの防腐剤として使用していたことも。
クミンはカレーの香りを作るスパイス
クミンはカレーの香りづけに関して大いに貢献するスパイスです。そして、胃の働きをサポートする効果もあるのもありがたいですね。
スパイスを知るとカレーがより奥深くなります。手作りでもお店のカレーでもぜひクミンに注目してみてください。
※「カレー大全」「プロに学ぶ新カレー教本 人気21店の作り方・考え方」に掲載した内容を再編集しています
資料提供:エスビー食品株式会社
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