カイエンペッパー(チリペッパー)とはどんなスパイス?カレーマニアが解説

カイエンペッパー(チリペッパー)はカレーづくりに使用されるスパイス。カレーのスパイスとしてはどのような効果があるのでしょうか?

ここではカレーに関する本を多く出版してきたカレーマニア編集部がカイエンペッパーについて解説していきます。カレーに詳しくなりたい人におすすめ!

スパイスとしてのカイエンペッパーとは?

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ナス科で原産地は中南米。カイエンペッパーの定義については諸説ありますが、一般的に流通しているものは、「さや状の乾燥赤唐辛子を粉末にしたもの」を指します。別名にチリペッパー、レッドチリペッパーなど様々な呼称があるスパイス。

カレーづくりにおいては主に辛味づけの役割があり、この分量の増減によって辛味を調節します。ちなみに混同されやすいのが「チリパウダー」。こちらは、いわゆるシーズニング(ミックス)スパイスでカイエンペッパーとは別のものです。

また、強い辛み(カプサイシン)のため、食べると体が熱くなり発汗するので代謝が活発になります。そのため、美肌やダイエットを促すスパイスとして有名。ただし辛みは食欲増進の効果もあるので、減量中の人は要注意です。

カイエンペッパーはカレーをおいしくするスパイス

カイエンペッパーは辛味づけの役割を持つスパイスです。スパイスを知るとカレーがより奥深くなりますね。手作りでもお店のカレーでもぜひカイエンペッパーに注目してみてください。

※画像はイメージです
※「カレー大全」「プロに学ぶ新カレー教本 人気21店の作り方・考え方」に掲載した内容を再編集しています