カレーの辛さの調節をするには?味の調整のポイントをカレーマニアが解説

でき上がったカレーの味がいまいち決まらなかったり、辛過ぎたりとカレーを味を調整したい時ってありますよね。

そこでカレーに関する本を多く出版してきたカレーマニア編集部がどう手直しするか、カレーの上手な味の重ね方のポイントを紹介。カレーに詳しくなりたい人におすすめ!

辛みや甘みを出すには?

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単純に辛み(カレー粉、チリペッパー、カイエンペッパー、生姜など)を足す方法もありますが、チリペッパーとスパイスを油で炒めたものを足すのもおすすめ。

甘みを出すには、はちみつで手直しするのがもっとも失敗せずコクも出るため、うま味が増します。そのほか、フルーツの量を多めにしてもよいでしょう。

まろやかにするには?

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生クリームやヨーグルトを加えると、スパイスの風味を壊さず味の調整ができます。ヨーグルトは酸味があるため、全体のバランスを考えて入れましょう。

スパイシーにするには?

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カレー粉、チリペッパー、カイエンペッパー、生姜などを入れるとスパイシーにはなりますが、カレーを寝かせると翌日は味が丸くなるので、スパイシーさが欲しい場合、ガラムマサラを炒って香りを出したものを適量足するのもOK。

市販の調味料で味を変えるには?

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醤油やトンカツソースを加えると、味がまとまることもあります。醤油はスパイスとなじみやすい性質を持つので、カレーと相性が抜群。トンカツソースは、原料にスパイスや果物、野菜などが使われており、甘み、酸味、スパイシーさと、味の構成がカレーと似ているので、カレーにはよく合います。

カレーに醤油やソースを入れる場合、全体の塩分を考えて注意して入れましょう。

缶詰のにおいを消すには?

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業務用のカレー缶詰を使う場合などに限られますが、においが気になるときにはまず、みじん切りにしたにんにくと生姜にカレー粉を入れ、低温の油で炒めます。これに缶詰のカレーソースを加えると、カレーの風味が増し、缶詰の嫌なにおいを消すことが可能。この方法は、においが気になる場合のほか、気軽にうま味とスパイシーさを出すのにも使えます。

辛さや甘さを調節するだけでなく、いろいろと試してみると新しい世界が開けるかも?

関西ではカレーにソースをかけて食べるのが一般的ですが、実は理にかなっています。このように意外な調味料が役立つこともあるので、カレーは奥深いですね。スパイスを使うと市販のルーでも味は大幅に変わるのでいろいろと試してみましょう。

※画像はイメージです
※「カレー大全」に掲載した内容を再編集しています