ロブスタ種とはどんな品種?アラビカ種との違いをカフェマニアが解説

コーヒーの品種で有名なロブスタ種はどのようなものなのでしょうか?そして、もう一つの有名な品種・アラビカ種とはどう違うのか?

ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がロブスタ種の特徴を解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!

ロブスタ種とは?アラビカ種との違い

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ロブスタ酒はカネフォラ種とも呼ばれます。植物学上の名称は「COFFEA CANEPHORA」。原産地は中央アフリカのコンゴ。栽培標高は0〜700メートルで、年間雨量が200〜3000ミリの地域でも栽培できるのが強みです。主な生産地はベトナム、アイボリー(コートジボワール)など。

アラビカ種との最大の違いは病虫害に強く、栽培がしやすいという点。その代わり、アラビカ種に比べて香味は劣り、低価格で取引されます。豆の形状は丸めで表面はやや平ら。アラビカ種より小粒でセンターカットは直線に近いというのも特徴。ロブスタ種はカフェイン含有量もアラビカ種より多いというのも個性です。

ロブスタ種は栽培しやすい品種のこと!

いかがだったでしょうか?ロブスタ種は基本の品種なので知っているとコーヒーがより味わい深くなるハズ。

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※「コーヒー焙煎用語ブック」に掲載した内容を再編集しています