アラビカ種とはどんな品種?ロブスタ種との違いをカフェマニアが解説

コーヒーの品種で有名なアラビカ種はどのようなものなのでしょうか?そして、もう一つの有名な品種・ロブスタ種とはどう違うのか?

ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がアラビカ種の特徴を解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!

アラビカ種とは?ロブスタ種との違い

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アラビカ種はロブスタ種と並ぶコーヒーの木の2大品種の1つ。植物学上の名称は「COFFEA ARABICA」。原産地はエチオピアで栽培標高は400〜2500メートル。最適な年間雨量は1500〜1800ミリで、厳格な雨季・乾季が分かれた地域が栽培に適しています。

栽培上の問題点として、病中害と霜害に弱い点があるのですが、香味は良いというのが特徴です。ロブスタ種の豆と比べると丸みのある大きい粒の品種が多く、センターカットはS字状。カフェイン含有率はロブスタ種の半分くらいというのが強みです。

アラビカ種は香りが良い品種のこと!

いかがだったでしょうか?アラビカ種は基本の品種なので知っているとコーヒーがより味わい深くなるハズ。

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※「コーヒー焙煎用語ブック」に掲載した内容を再編集しています