ゲイシャ種とはどんな品種?カフェマニアが解説

コーヒーの品種で有名なゲイシャ種はどのようなものなのでしょうか?

ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がゲイシャ種の特徴を解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!

ゲイシャ種とは?

画像素材:写真AC

アラビカ種の一種で、エチオピアのゲシャ(Gesha)地区で栽培されていた品種のことをゲイシャと呼びます。Geishaとも表記され、その発音の「ゲイシャ」が日本人に親しみが持てるためか、この呼び方が日本では広まっています。

パナマのゲイシャ種は有名ですが、パナマ産の品種が有名になったのは、2001年からパナマで始まったコーヒーの品評会で、エスメラルダ農園が品評会に出したゲイシャ種から。そのジャスミンに例えられる香味は、一気に世界に名を轟かせ、その後の品評会(ベスト・オブ・パナマ)では、エスメラルダ・ゲイシャの高評価時代が続き、2007年にはT1ポンド=$130 (1kg≒3万円)」で、世界最高落札価格を更新し、その知名度を広めました。

このような経緯で、ゲイシャがパナマのコーヒー品種と思われるようになり、ゲイシャがコーヒー市場で神格される高評価な品種として扱われるようになりました。

ゲイシャはエチオピア原産の世界中で高評価を受けている品種のこと!

いかがだったでしょうか?ゲイシャは高級品というイメージはあるかもしれませんが、実は人気が出たのは最近だったのです。品種を知るとコーヒーがより味わい深くなるハズ。

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※「コーヒー焙煎用語ブック」に掲載した内容を再編集しています