カティモールとはどんなもの?カフェマニアが解説

コーヒーの品種で見かけるカティモールとはどのようなものなのでしょうか?

ここではカフェやコーヒーに関する本を多く出版してきたカフェマニア編集部がカティモールの特徴を解説。もっとコーヒーについて詳しくなりたい人におすすめ!

カティモールとは?

画像素材:写真AC

カティモールは、インドネシアのハイブリッド・ティモールと有名なカツーラの2つの品種を交配させて育成する品種のこと。

東ティモーでは1890年代にサビ病で主要なコーヒーの品種が絶滅したのですが、自然交配で生まれたハイブリット・ティモール種が生き残り、現在に至っています。「東ティモール・オーガニック」という名称でも呼ばれ、農薬・化学肥料などを一切使わず豊かな自然の力を最大限に活用して栽培されます。

カティモールは、自然ハイブリッドの染色体を有する品種なので、新しい品種育成の素材として活用されることがあります。

カティモールは病気に強い、ナチュラルな品種のこと!

いかがだったでしょうか?カティモールとだけ聞くとイメージが沸かないかもしれませんが、事前にある程度、品種を知っているとコーヒーがより味わい深くなるハズ。

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※「コーヒー焙煎用語ブック」に掲載した内容を再編集しています