コーヒーフレッシュってどんなもの?常温でも平気な理由は?カフェレス子がわかりやすく解説

友人や同僚とカフェに入ってコーヒーを頼んだとき、相手に「フレッシュ入れる?」と問われて、フレッシュって何?と驚いた経験はありませんか?実はコーヒーに入れるこのミルクポーションは、関西ではコーヒーフレッシュと呼ばれ親しまれているのです。

さらにこのポーション、「ミルク」というのに常温で平気なのも、なんだか不思議ですよね。 この記事ではカフェレス子が、コーヒーポーションの由来やその特徴について解説していきます。

そもそもコーヒーフレッシュとは?

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コーヒーフレッシュとは、コーヒーなどに入れて苦みを調節し、まろやかな風味を楽しめるポーションタイプのミルクのことです。この「コーヒーフレッシュ」という名前ですが、実は関西で広く知られている名称で、関東ではよく「コーヒーミルク」「コーヒークリーム」などと呼ばれています。

なぜ関西では「コーヒーフレッシュ」と呼ばれているかというと、大阪の製造メーカー「メロディアン」が、50年ほど前から「コーヒーフレッシュ」の名称でこのミルクを売り出していて、この名前が関西に広まったからなんだとか。

どうして常温でも平気なの?

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コーヒーに入れればミルクのようにまろやかになるコーヒーフレッシュですが、これは「ミルク(牛乳)」ではありません。ひまわりや菜種油といった植物性油脂と、乳たんぱくなどを原料として水と混ぜ合わせ、クリーム状にしたもの…つまり、油からできているのです。

このおかげで、ミルクと違って常温で保管することができ、また賞味期限も長く長期保存が可能となったため、カフェなどで重宝されるようになったんですね。

コーヒーフレッシュとは、コーヒーに入れてまろやかにする油(ミルク)のこと!

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コーヒーフレッシュとは、関西でよく親しまれているミルクポーションの名称であり、牛乳とは違うけれど、コーヒーに入れてミルクのようなまろやかさを楽しむ植物性油脂を使った油のこと。街中でコーヒーのお供に手を取ったら、「コーヒーフレッシュ」とも呼ばれていることを思い出してみてくださいね。

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