腸粉(チョンフェン)とは? 材料は?香港や広東料理でB級グルメの腸粉をB級ツーリストが解説!

腸粉(チョンフェン)は、香港や広東料理でポピュラーな点心の一つ。ライスクレープでチャーシューや海老を巻くのが定番。腸粉にかける醤油も少し甘くて後を引きます。

腸粉について、B級ツーリストが、おいしくてためになる解説をします。

そもそも腸粉(チョンフェン)とは何か

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腸粉とは、動物の腸を粉にしたものではありません。
「粉」は、料理用語では、粉にしてから水に溶かして、さらに加工した食品のこと。米の麺、つまりベトナムのフォーは中国語で「粉絲」と書きます。

では「腸」は?これは、動物の腸を材料にしたのではなく、その形が腸(チャン)に似ているという意味です。腸粉(チョンフェン)とは、米の粉を溶かして薄く延ばし、巻いて中に具を入れてタレをかけた料理。具は、牛肉、チャーシュー、海老が一般的。

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その食感は、プルプル、ツルツル。XO醤などを加えた甘口のタレをかけて味わいます。広東省、香港では定番の点心で、朝食や飲茶でよく食べられています。

腸粉(チョンフェン)の材料とは

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腸粉のライスペーパーは、インディカ米の米粉を水に溶き、薄く広げて高温でサッと蒸して作られます。市販のライスペーパーで代用してもいいですよ。

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腸粉の定番の具はエビやチャーシュー。エビは蒸しエビか干しエビが定番です。蒸しエビに味付けしてあんにしたり、蒸しエビや干しエビとニラや青ネギを細かく切って混ぜ合わせて入れます。 本場では茹で玉子や油条という揚げパンなども人気の具材です。具材に刻んだナッツを混ぜて甘くし、スイーツとして食べる腸粉もあります。

腸粉は、広東や香港で、飲茶や朝食で親しまれている点心

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腸粉(チョンフェン)は、香港、広東省でポピュラーな点心。ライスペーパーでチャーシューや海老を巻いて蒸し、甘めのタレをかけて食べます。お店によってタレに特徴があるようなので、食べ比べてみてくださいね。

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