合わせ味噌とはどんなもの?美味しい食べ方は?和道一筋がわかりやすく解説

合わせ味噌というと、言葉の通り味噌と味噌を合わせてできたもの、という印象がありますよね。実はこの合わせ味噌というのにはハッキリとした定義がなく、例えば異なる味噌を混ぜ合わせたもの、白味噌と赤味噌を混ぜ合わせたものなど、様々な合わせ味噌の考え方があるんですよ。

この記事では和道一筋が、合わせ味噌の特徴やどうやって作られるのかをわかりやすく解説していきます。

そもそも合わせ味噌とは?練り味噌との違いは?

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合わせ味噌とは、複数の味噌を混ぜ合わせて作られる味噌のこと。この「合わせ味噌」には実は明確な定義がなく、麦味噌や米味噌、豆味噌など「異なる種類の味噌を混ぜたもの」や、「赤味噌と白味噌を混ぜたもの」、「違った地域の味噌を合わせたもの」などと、定義はさまざまなんです。合わせ味噌は単独の麹で作る味噌よりも味わいが深まり、好きなようにブレンドすることで好みの特徴や風味を楽しむことができるんですよ。

練り味噌は、味噌をベースにして、そこに砂糖、みりん、日本酒、卵黄を合わせて鍋を火にかけ、ヘラで焦がさないようにていねいに、ツヤが出るまで練ったもの。野菜や豆腐に塗って食べます。

合わせ味噌はどうやって作られるの?

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合わせ味噌は決まった定義がないため、味噌を自由に合わせることで様々な風味の味噌を作ることができます。一番簡単なもの赤味噌と白味噌を混ぜ合わせたもの。白味噌と赤味噌を8対2または7対3でブレンドするのがおすすめです。ほかにも、粒が入っている味噌と合わせてもOK。自己流の味噌をおうちでぜひ作ってみてくださいね。

合わせ味噌を作るおすすめポイントは?

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合わせ味噌を美味しくつくる最大のポイントは、「離れた地域の味噌(種類が違うもの)を合わせる」こと。赤味噌と白味噌が代表例ですね。また、九州の味噌と東北の味噌を合せてみる、といったように、生産地も違ったものを使うのがベター。さきほど紹介したざっくりとした定義は、実はそのまま美味しい味噌を作る定義になっているんですね。

大きく違うものを混ぜ合わせることで、より複雑で美味しい味を出してくれるんですよ。

合わせ味噌とは、複数の味噌をブレンドして作られる味噌のこと!

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合わせ味噌とは、「赤味噌と白味噌を混ぜる」、「異なる麹の味噌を混ぜる」、「異なる地域産の味噌を混ぜる」など、異なる二種類以上の味噌を混ぜて作られた味噌のこと。自由なブレンドで自分好みの味を楽しむことができるので、ぜひおうちでも合わせ味噌を作ってみてはいかがでしょうか?

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