ターサイとはどんなもの?美味しい食べ方は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

皆さんは「ターサイ」という野菜をご存じですか?名前を聞いたことのない方も多いのではないでしょうか?ターサイとは中国が原産の中国野菜の一つで、白菜や青梗菜(チンゲンサイ)の仲間なんです。

そんなターサイとはどんな野菜なのか、お宝食材探検隊がその特徴や美味しい食べ方についてわかりやすく解説していきます。

そもそもターサイとは?

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ターサイとは中国の華中が原産といわれている中国野菜のひとつです。漢字では塌菜。中国読みでは「ターツァイ」と読みますよ。白菜や青梗菜(チンゲンサイ)の仲間で、塌菜の「塌」は、「低い」と言う意味。地面を這うように広がる見た目から、この名前がついたんだとか。

日本にやってきたのは1980年前ごろと言われていて、静岡県や茨城県でも栽培されています。ターサイの旬は冬の12~2月で、収穫がもっとも多いのは2月頃ですよ。

生でも食べることはできますが、加熱することで甘味がアップし、苦さが和らぎます。

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保存方法は、新聞紙に包んでからポリ袋に入れて、冷蔵庫の野菜室に保存すると長持ちします。冷蔵庫保存の場合は長くても1週間ほど。冷凍すれば1か月ほど保存することができます。葉がしんなりしてきたら傷み初めのサインなので、早めに使い切りましょう。

ターサイの美味しい食べ方は?

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ターサイはクセがなく、シャキシャキとして甘味があるので、中華風の味付けだけでなく和食にも相性抜群。旬の時期には安く手に入るので、小松菜や青梗菜の代わりとしても使いやすい野菜なんです。

たとえばシンプルにターサイの炒め物。ニンニクやショウガを加えれば、シンプルながらメイン級の一品になりますよ。おひたしのような和えものにしてもOK。かまぼこを加えれば緑と赤のコントラストがきれいな一品に。スープなどに加えてもとっても美味です。豚肉やえび、卵などとあわせれば立派な主菜になりますよ。

ターサイとは、冬が旬の中国野菜の一つ!

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ターサイとは、中国の華中が原産とされている中国野菜の一つで、現在では主に東日本で多く栽培されています。加熱することで甘味がアップするので、炒め物やスープなどで調理すると美味しいですよ。和えものなどにも相性ばっちりです。
スーパーで見かけたらぜひ、ターサイを使った一品を作ってみてはいかがでしょうか?

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