デニッシュとはどんなもの?いろんな種類をご紹介!こんがりショパンがわかりやすく解説

パン屋さんで見かけることも多い「デニッシュ」。どんなものかと聞かれて答えるのは少し難しいですよね。そんなデニッシュとは、小麦粉や卵、砂糖や牛乳、イーストなどで作った生地に、バターを織り込んでパイのように仕上げたパンのこと。重ねた層の数はなんと27層もあるんですよ。

この記事ではこんがりショパンが、デニッシュの特徴や種類についてわかりやすく解説していきます。

そもそもデニッシュとは?

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デニッシュとは、正確には「デニッシュ・ペストリー」という名前で、デンマークが発祥のパンの一つ。小麦粉や卵、砂糖や牛乳、イーストなどで作られた生地にバターを練り込み、層を作って形成するパンのことなんです。

外はサクッと中はふんわりとした食感が楽しく、バターの風味豊かな味わいが特徴。

薄く延ばしたパン生地に薄く延ばしたバターを包み込んで、伸ばして折りたたむ作業を繰り返せば、生地とバターが27層にも折り重なったパンが出来上がります。

クロワッサンとの違いは?

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似たようなパンに「クロワッサン」がありますが、実はクロワッサンも同じ製法で作られます。つまり、二つのパンに明確な違いはないんです。

デニッシュはフルーツなどの食材を加えて菓子パンとして、クロワッサンは具材を加えずに食事パンとしていただくことが多いですよ。

デニッシュにはバリエーションがある!

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デニッシュには実はいろいろなバリエーションがあります。

パン屋でよく見かける、私たちが想像するようなデニッシュは「スパンダワー」といいます。

甘い具材をトッピングせず、表面をケシの実で覆った「ティビアキス」はデンマークのポピュラーなパンで、シナモンロールのデニッシュ版といえる「スモー・スナイル」というデニッシュもあります。

バターケーキという意味をもつ「スモー・ケーア」はスモー・スナイルがたくさんくっついたパンで、一つずつ切り分けて食べるんですって。

デニッシュとは、パン生地にバターを織り込んで何層ものパイのように仕上げたパンのこと!

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デニッシュとは、デンマークが発祥のパンの一つで、小麦粉や卵、砂糖や牛乳、イーストなどで作られた生地にバターを織り込み層を作るパンのこと。層の数はなんと27層にもなるんですよ。パン屋さんでデニッシュを見かけたら、この記事のことを思い出してみてくださいね。

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