カポナータとはどんなもの？ラタトゥイユとの違いは？ボ～ノ・イタリア～ノがわかりやすく解説！

イタリア料理店に行くと時折目にするカポナータというメニュー。名前からはどんな料理なのか想像ができないかと思いますが、実は夏にぴったりな栄養満点の料理なんです。

この記事ではボ～ノ・イタリア～ノが、カポナータの特徴やラタトゥイユとの違いについて解説していきます。

そもそもカポナータとは？

カポナータとは、イタリア南部のシチリア島が発祥の野菜の煮込み料理のこと。ナスやトマト、セロリ、パプリカといった夏野菜を使用しているのが特徴で、白ワインビネガーや砂糖を用いて甘酸っぱく仕上げられます。
冷たくしても美味しくいただけるので、暑い時期にもぴったりの料理です。

ラタトゥイユとの違いは？

カポナータとよく比較される料理に、ラタトゥイユがあります。こちらもトマトを使った野菜の煮込み料理ですが、発祥国はお隣のフランス。もしかしたらこちらの方が名前に馴染みがあるかもしれませんね。

見た目は一見よく似ている両者ですが、実は使われる野菜や調味料に違いがあります。カポナータに使われるのは先ほども触れたように、ナスをメインとしたトマト、セロリなどの夏野菜。一方、ラタトゥイユのメイン食材はズッキーニで、白ワインと一緒に一気に煮込んでいきます。
カポナータのようにビネガーを使っていないため、酸っぱさはなく、シンプルであっさりとした味わいなんですよ。

また、カポナータはビネガーで煮込む前に野菜を素揚げにする場合もあり、そこもラタトゥイユとの大きな違いと言えるでしょう。 白ワインやロゼワインとの相性がいいので、ぜひお店で注文する際は参考にしてみてくださいね。

カポナータとは野菜の煮込み料理のこと！

カポナータとはナスをメインとした夏野菜を、白ワインビネガーと砂糖で煮込んだ料理のこと。あっさりと食べられる前菜の一つなので、暑い日はもちろん、あまり食欲がない時にもおすすめです。

※画像はイメージです。