ポロネギ(リーキ)とはどんなもの?美味しい食べ方は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説!

みなさんはポロネギと呼ばれる食材をご存知でしょうか。日本ではあまり見かけない野菜ですが、ヨーロッパではよく食されているネギの一種です。

この記事ではお宝食材探検隊が、ポロネギの特徴やその美味しい食べ方について解説していきます。

そもそもポロネギ(リーキ)とは?

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地中海沿岸地域が原産で西洋の料理ではよく登場するポロネギ。見た目は少し短い長ネギのようですが、日本の長ネギとは違って辛味や独特の香りはなく、加熱するとトロリと甘みを増すのが特徴です。その味は、甘みが強いことで知られる下仁田ネギに似ているとも言われていて、日本では生産者が少ないことから比較的高く取引されている野菜なんですよ。

また、味だけでなく見た目にも違いが。長ネギは白い部分から緑色の部分まで筒状になっていますが、ポロネギは緑色の部分がぺしゃんと潰れたように平らになっています。

美味しい食べ方は?

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加熱することで甘みが出るポロネギは、火を通した料理に使用するのがおすすめです。辛味が少ないことから、スープやグラタン、パスタなどにも使用されますよ。ジャガイモの冷製スープであるビシソワーズには、本来バターで炒めたポロネギが使われていて、ジャガイモの風味を邪魔しない優しい甘さをプラスすることができます。

また、長ネギで作るレシピをポロネギで代用すれば、より優しい甘さが感じられるはず。ただし、長ネギよりも肉質が柔らかいので、茹ですぎには注意。その柔らかい食感を活かしてマリネやサラダに入れられることもあります。
ネギ独特の風味が薄いため、ネギが苦手な人でも食べられる野菜かもしれませんね。

ポロネギ(リーキ)とは甘みの強いネギの一種!

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ポロネギとはヨーロッパの食卓に欠かせない野菜の一種。その優しい甘さが魅力で、繊細な味付けの料理にも活用することができます。フレンチレストランなどでは時折料理に使われていることもあるので、ぜひ注目してみてくださいね。

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