キッシュとはどんなもの?名前の由来は?ふれんちハンターがわかりやすく解説!
カフェやレストランなどでも定番の前菜料理として知られている「キッシュ」ですが、実は「ケーキ」を意味する言葉が語源になっているとご存知でしたか?
この記事ではふれんちハンターがキッシュの特徴や、名前の由来について解説していきます。
そもそもキッシュとは?
キッシュとはフランスのアルザス=ロレーヌ地方で生まれた家庭料理の一つ。パイ生地やタルト生地の中に生クリームや卵液を流し込んでオーブンで焼いた料理で、主に前菜として提供されます。
使われる具材はお店や家庭によっても異なりますが、もっともオーソドックスなのはベーコンや野菜、チーズなどを使ったもの。焼きあがったキッシュはケーキのように切り分けて食べられます。ちなみに発祥の地であるロレーヌ地方にちなんで、定番のベーコンのキッシュは「キッシュ・ロレーヌ」という名前で親しまれています。
本場フランスでは5月に春の訪れを祝う祭りがあるのですが、キッシュはその席で欠かせない存在。日本と同様にキッシュはカフェやパン屋などでも売られていて、冷めても美味しく食べられる料理でもあります。
名前の由来は?
キッシュが生まれたアルザス=ロレーヌ地方は、ドイツと国境を接する街。言葉や文化などドイツから影響を受けたものは多く、「キッシュ」という言葉もそのうちの一つです。
意外かもしれませんが、「キッシュ」の語源は、ドイツ語でケーキを意味する「クーヘン」から来ていると言われています。日本語だと全く別の単語のようですが、アルファベットにしてみると、「kuchen(クーヘン)」「Quiche(キッシュ)」と似ているのがよく分かりますね。
実際フランスでもキッシュは「おかずケーキ」としての側面が強く、しょっぱい味付けのパイ・タルトとして楽しまれているようです。
キッシュとはフランス発祥の家庭料理の一つ!
キッシュとはフランスで生まれた家庭料理の一つで、パイ生地やタルト生地に卵液などを流し込んで作る料理のこと。簡単に作ることができるので、ご家庭でもぜひお好みの具材で作ってみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。