ブランマンジェとは?パンナコッタとの違いは?ふれんちハンターがわかりやすく解説
カフェやケーキ屋などでもよく見かけるブランマンジェ。ご存じの通り牛乳を使った白いプリン状のスイーツですが、パンナコッタとの違いを説明できるかと言われれば、自信のない人がほとんどだと思います。
ここではふれんちハンターが改めてブランマンジェの特徴や、パンナコッタとの違いを解説していきます。この記事を読めばブランマンジェへの理解が深まりますよ。
ブランマンジェとは?
ブランマンジェとは牛乳に生クリームや砂糖、アーモンドを加えて煮詰め、ゼラチンで固めたスイーツのこと。アーモンドの風味を移しているのが特徴で、優しい味わいが人気です。
カスタードの一種であるアングレーズソースと合わせるのが一般的ですが、甘酸っぱいものとの相性も良く、ベリー系のピューレをかけることも多い傾向です。
ブランマンジェの歴史
発祥については諸説ありますが、中東で作られていたアーモンドと砂糖の料理が7~8世紀ごろになってヨーロッパへと伝わってきたというのが最も有力な説。現在はデザートとして食べられているブランマンジェですが、当時は肉を加えた高級料理の一つでした。
その後、19世紀ごろには肉のブイヨンを加える料理は少なくなり、現在のようなデザートとしての食べ方が一般的となります。
パンナコッタとの違いは?
ブランマンジェに似ているスイーツとしてよく名前が挙がるのがパンナコッタです。こちらはイタリア発祥のスイーツで、「パンナ」とは「生クリーム」、「コッタ」とは「煮詰める」という意味を持ちます。名前の通り生クリームを煮詰めて作るお菓子で、そこに牛乳やバニラ、砂糖を加え固めたものになります。
作り方も材料もそっくりな2つですが、一番の違いは「ブランマンジェはアーモンド」、「パンナコッタはバニラ」で風味付けしているところにあります。またパンナコッタのほうがより多く生クリームを使用していて、固めに作っている場合が多いです。
ブランマンジェはアーモンドの風味が特徴的なスイーツ!
誰もが一度は食べたことがあるような人気スイーツが、かつては肉を使用した高級料理だったとは驚かされます。パンナコッタやババロア、杏仁豆腐のように似たスイーツが多いブランマンジェ。ぜひ食べ比べてその違いを楽しんでみてくださいね。
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