ロインとは?牛肉のどの部位のこと?ステーキ肉としての魅力を焼肉マニアが解説

英語で「腰肉」を意味する「Loin」(ロイン)。こちらではヒレ、サーロイン、リブロースを「ロイン」としてまとめました。ロイン系の部位は、高級ステーキなどにも使われる部位として有名です。

ここでは焼肉に関する本を多く出版してきた焼肉マニア編集部がロインについて解説していきます。焼肉に詳しくなりたい人におすすめ!

ロインの部位は?

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ここではヒレ、サーロイン、リブロースを「ロイン」としてまとめました。「Loin」は英語で腰肉を意味し、米国産牛肉の呼び名ではヒレにあたる部位が「テンダーロイン」、リブロースが「リブアイロール」、サーロインは「ストリップロイン」と呼ばれます。

ステーキ肉によく使われている?

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焼肉店でも古くからロインを使っていた店はありますが、印象としては1990年代の前半ごろまでは、商品名にリブロースやサーロインと名の付く焼肉を提供している店はかなり少ない傾向にありました。その当時に比べると、現在はロインの焼肉メニューを提供する店が大幅に増えています。

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焼肉メニューにおけるロインの特徴は、ステーキのようなカットで提供する「ステーキ焼肉」が多い点。「今日はいつもより贅沢に焼肉を楽しみたい」。そんな焼肉ニーズに応える「ご馳走の焼肉」として、ロインの焼肉メニューが活躍しています。

現在のロインのトレンドは?

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まず、サーロインは、ステーキの代表的な部位として知られているのでお客に訴求しやすいというのが利点。リブロースはブロックの外側の「マキ(リブマキ)」と「芯(リブ芯)」を分割して使い、 それぞれに商品化される傾向に。

ヒレは赤身で肉質がやわらかく、年配客などにも喜ばれる焼肉としての価値があります。ヒレの中央部の上質な部分は「シャトーブリアン」と呼ばれ、それを商品名にした焼肉メニューも提供されています。

ロインはヒレやサーロイン、リブロースなどステーキに使われる部位のこと!

ご馳走焼肉として提供されるロインの焼肉メニューは、盛り付けも凝ったものが多いという傾向があります。高級感を効果的に演出した新しい盛り付けのテクニックが、どんどん取り入れられているのもロインの特徴です。

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※「焼肉メニュー事典」に掲載した内容を再編集しています