お米の保存方法は?和道一筋がわかりやすく解説!

突然ですが、みなさんは自宅でお米をどこに保存していますか?毎日の食卓に欠かせないお米ですが、その賞味期限は意外と短く、お米の保存方法は美味しいご飯を食べる上で、欠かせないポイントです。

この記事では、和道一筋がお米の保存方法について解説していきます。

お米の保存方法は?

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お米は温度が低く日の当たらない場所であれば、多少湿度が高くても1カ月は保存が可能です。ベストな保存法は冷蔵庫の野菜室で保存すること。お米も野菜であるため、低温だと「冬眠状態」になって味の劣化を抑えることができるのです。ただし、お米は臭いを吸収しやすい上、冷蔵庫にはさまざまな匂いがこもっているため、密閉容器に入れて保存するのがポイントです。

通気性のある紙袋は保存に最適ですが、同時に虫がつく可能性があります。タカノツメやニンニクを皮のまま丸ごと入れておくと、虫除けになるのでおすすめ。米びつの場合は常温を保つため、極力、ガス台などの熱源から遠くに置くのが肝心です。お米は継ぎ足しをせず、なくなった時点で内部を掃除し、こまめな清掃も心がけましょう。

炊きあがったご飯の保存方法は?

おひつ

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ご飯を美味しく保存するには、木のおひつが一番。余分な水分を木が吸収し、ご飯がべちゃべちゃになるのを防ぎます。再加熱によるご飯の酸化もないため、黄ばみや臭いが出ないのも特徴です。

炊飯ジャー

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ジャーは温かいままご飯を保存できるのが魅力です。ただし、保温保存で美味しいご飯が食べられるのは5~6時間ほど。デンプンが劣化してしまうため、長時間の保存には向いていません。余分な水分が蓋から垂れ、ご飯がべちゃっとなるので、蓋をする時は布巾などをかけておくのがおすすめ。

冷凍保存

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冷凍する際は、炊きたてのご飯を冷まし、ラップなどに薄く包むのがコツ。素早くご飯が冷凍され、炊き立ての味が保たれます。近年では冷凍保存用の容器も売られています。

お米は密閉容器に入れて冷蔵庫で保存するのがベスト!

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お米は冷蔵庫で保存することで、常温の時よりも長く、買ったときのお米の味を楽しむことができます。常温でも1カ月程度は問題なく保存ができますが、米びつの置く場所や虫除けに気をつけると安心です。みなさんも、ぜひ今一度お米の保存場所を確認してみてくださいね。

※画像はイメージです。
※「料理と食シリーズ No.30 ご飯 米料理 プラス汁」に掲載した内容を再編集しています。