「ぬた」とはどんなもの?和道一筋がわかりやすく解説

聞いたことはあっても実際に食べたことはない、もしくは食べたことはあるものの何でできているのか分からない料理ってありますよね。おそらく「ぬた」もそのうちの一つだと思います。

ここでは和道一筋が意外と知らない「ぬた」の特徴やその食べ方について解説していきます。

そもそも「ぬた」とは?

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「ぬた」とは高知県で発祥の伝統的なタレのこと。白味噌や酢、砂糖、葉ニンニクなどを混ぜて作られ、主に刺身やこんにゃく、豆腐などにかけていただきます。

「ぬた和え」というと馴染みのない人も多いと思いますが、高知県では日常的に食べられているご当地料理の一つ。特にブリの刺身には醤油ではなく「ぬた」をつけて食べる文化が根付いており、高知の食卓には欠かせないものです。

ぬた=酢味噌?

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そもそも「ぬた」とは、そのどろりとした見た目が「沼田」に似ていることから名づけられた調味料。一般的に酢味噌と呼ばれることが多く、さまざまな料理に合う万能調味料として親しまれています。

酸味の中にもコクがある「ぬた」は、料理をさっぱりと仕上げるのにぴったりで、夏は特に活躍するタレです。

「ぬた」に合う食べ物は?

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刺身や豆腐、こんにゃくとの相性がいいとされている「ぬた」。ただ、シンプルな調味料ということでかなり汎用性が高く、上記のもの以外でもお浸しや鶏肉など幅広い料理に使えるのが魅力。特に野菜であれば「わけぎ」などのねぎ類と相性が良く、よく食べられる組み合わせでもあります。

「ぬた」とは高知県発祥の酢味噌のこと!

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「ぬた」とは高知県発祥の万能調味料のこと。「ぬた」と言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、実は「酢味噌」の別名で、知らず知らずのうちに食べていたという人もいるのではないでしょうか。 これからの季節にぴったりのタレなので、ぜひ刺身につけて食べてみてくださいね。

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