磯辺揚げとはどんなもの?名前の由来は?和道一筋がわかりやすく解説!
お弁当の定番メニューの一つである磯辺揚げ。そもそもなぜ磯辺揚げと呼ばれるのか、ちくわ以外にどんな食材が合うのかなどなど、気になりますよね。
この記事では和道一筋が、磯辺揚げの特徴やその魅力について解説していきます。
そもそも磯辺揚げとは?
磯辺揚げとは、衣に海苔を加えた天ぷらの一種です。名前の由来は、海苔が磯(岩の多い海岸)でとれることから来ていて、口に入れた時にふわっと海苔の風味が感じられます。
ちくわを使った磯辺揚げが代表的なので、「磯辺揚げ=ちくわの揚げ物」と誤解されがちですが、衣に海苔を加えて揚げたものであれば、何を揚げていても磯辺揚げと呼ばれます。
磯辺揚げと相性の良い食材としては、牡蠣や小アジ、小柱などが挙げられ、海で獲れたものとの相性が良いです。揚げたてはもちろん、冷めても美味しく食べられる料理なんですよ。
磯辺揚げに使うのは「青のり」?「あおさ」?
いざ磯辺揚げを作ろうと思った時に悩むのがその材料。一般的には磯辺揚げには青のりを使うのが定番ですが、青のりとよく似た食材として「あおさ」がありますよね。一体どちらのほうが磯辺揚げに向いているのでしょうか?
そもそも「青のり」と「あおさ」は、どちらも緑藻類の海藻を加工したものです。色味もよく似ていて紛らわしいですが、2つの違いは形状と香りにあると言われています。
加工した時に青のりは粉末状に、あおさはフレーク状になるのが特徴。香りも青のりのほうが良く、値段も比例して高くなります。よりリーズナブルなのが「あおさ」、より香り高いのが「青のり」と覚えておくと良いでしょう。好みに応じて使い分けてみてくださいね。
磯辺揚げとは衣に海苔を加えて揚げた料理のこと!
磯辺揚げとは、衣に海苔を加えた天ぷらのこと。定番のちくわ以外にも、魚介類の揚げ物と相性が良いので、ぜひ試してみてくださいね。
※画像はイメージです。
プロフィール
-
和の道一筋の人間が和食に関する素朴な疑問を解説。全国津々浦々、日本料理の名店も紹介していきます。
記事一覧はこちら
最新の記事
- 記事2024.01.30だし巻き卵とはどんなもの?関東と関西では味付けがちがう?和道一筋がわかりやすく解説
- 記事2024.01.24そばつゆとめんつゆの違いとはどんなもの?和道一筋がわかりやすく解説
- 記事2024.01.15甘酒とはどんなもの?ノンアルコールなの?和道一筋がわかりやすく解説!
- 記事2024.01.10どじょう鍋とはどんなもの?柳川鍋との違いは?和道一筋がわかりやすく解説!