担々麺×キャベツの出会いは運命だ!鶴見『自家製麺 てんか』の「汁なし担々麺」

汁なし担々麺というと、ごまとラー油の香りが引き立つというイメージがありますが、スープは麺だけと合うとは限らないんです。実はキャベツを入れるとおいしい…ってそんな担々麺ってアリなの!?

そう、アリなんです!キャベツと組み合わせることで、今までにない爽やかな味わいが楽しめるように。キャベツを入れる担々麺で新しい境地を開いているのが横浜・鶴見にある『自家製麺 てんか』さん。今回は担々麺マニアのタンタン パンダが『自家製麺 てんか』さんをご紹介。

さまざま創作ラーメン作りを経て、たどり着いたのが「汁なし担々麺」!

駅から歩いて向かう際は「汁なし担々麺」と書かれた表示が目印

『自家製麺 てんか』さんはJR鶴見駅東口から徒歩10分程度の距離にある汁なし担々麺専門店。いつも行列が絶えない人気店で、地元客だけでなく、遠方から訪れる人も!

現在は汁なし担々麺専門店ではありますが、もともと2009年まで毎週代わりで限定メニューがあるというほどに「創作ラーメンの宝庫」とも言うべきお店でした。そして、2010年からは麺も自家製に!現在の汁なし担々麺が定着したのは、2015年くらいから。現在の汁なし担々麺は、かつてのラーメンやつけ麺などの技術が大いに活かされているのです。

「汁なし担々麺」はキャベツたっぷり!既存の担々麺の概念を覆す「てんか式担々麺」

キャベツがアクセントとなるのです!

人気の秘密は、高加水でモチモチの自家製麺!さらに、麺と一緒に食べる茹でキャベツ。担々麺ではあるものの、ごまのソースはそこまで強調されてなくて、醤油ダレのうまみが強い和風の味。それにラー油、韓国唐辛子、花椒、ピーナッツ、青ネギをかけて、香りと辛味を際立たせています。

こちらは「特製」のトッピング。チャーシューは豚肩ロースとモモ、半熟卵が加わります。

提供時はタレと麺はあまり混ぜていないので、自分で調味料などを入れて自由に混ぜてOKとのこと。キャベツの水分が麺全体をあっさりとさせる上に、全体的に歯ごたえを与えています!ある程度食べ進めた後、追加で和風スープを加えると、汁あり担々麺のようになり、「一度に汁なしと汁ありが同時に楽しめる」というのも特徴。

店主さんによると、独特の担々麺のため、「てんか式担々麺」と呼んでほしいそう。

「汁なしカレー担々麺」はエスニック度たっぷり!リピーターも多し。

そして、もうひとつのてんか式担々麺は「汁なしカレー担々麺」。リピーターから「カレーを作って欲しい」と言われたのでカレー味の汁なしを提供し始めると、大変好評だったため、定番メニューに!基本の「汁なし担々麺」に8種類のスパイスを混ぜ、トッピングにはターメリックと玉ねぎを加えたもの。カレーの香りに担々麺のスパイシーさがまた食欲をそそります。

子供は入店禁止!訪れる際は店のルールがあるので要注意

お店の麺は小(170g)、並(250g)、大(360g)の3種類から選べるのですが、女性は小だけの提供。ただ小でも量が多く、食べごたえがあるのでご心配なく!子供は入店お断りなので、そこだけは気をつけましょう。

自家製麺 てんか

住所 神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央2-9-17
営業時間

11:30〜14:00 (L.O.13:45) 18:0020:30 (L.O.20:00)

定休日 火曜日・月曜の夜
  ※記載のデータは取材時のものです。