海老が香る、今までにない担々麺!浅草『坦々麺 一龍』

担々麺といえば、濃厚なごま風味にラー油がアクセントになるメニューですが…そこに海老を加えるとまた違った味わい!そんなひと味違う担々麺を出す『坦々麺 一龍』さんは浅草に本店を構えます。スープもひと味違うのですが、さらに低加水の極細麺で食べるという今までにない食感もまた新しい…。

今回は担々麺マニアのタンタン パンダが『坦々麺 一龍』さんをご紹介。

広東料理のシェフが作り出す担々麺が楽しめるのが『麺屋 一龍』

こちらは2022年2月にオープンしたばかりの浅草仲見世店

オーナーシェフの簗田さんは、銀座で広東料理店を営むシェフ。中国、香港、シンガポール、東京など、さまざまな国で腕を磨いてきました。そんな広東料理のシェフが新たに作り出したのが、この新しい担々麺。『担々麺 一龍』は浅草に1号店がオープンすると、都内各地に店舗を展開。北海道や兵庫県まで店舗は拡大中!

濃厚なごまスープにあみ海老をたっぷりとのせるのが特徴

担々麺というと「四川」のイメージがありますが、現在では中国のどこでも食べられる人気のメニューとなっていて、辛さを抑えたものなど、アレンジがされています。そこで、簗田さんはゴマの香りと濃厚な味わいは残しつつ、香港に由来する極細龍髭麺と岩手産のあみ海老を使った新感覚の「濃厚担々麺」を開発!

もちろん、麺は国産の中太麺を選ぶことができますが、極細龍髭麺はわざわざシンガポールで製造している低加水の麺。モチモチでツルッと食べられる麺は濃厚スープの担々麺と相性抜群なんですよ!

「濃厚担々麺」はひと味違う…新感覚の担々麺!

汁ありタイプの担々麺ですが、スープはとにかく濃厚で食べごたえ抜群!

それでは、お店で一番人気の「濃厚担々麺」を見てみましょう。濃厚なごまスープは、清湯スープに、芝麻醤、濃口醤油、米酢、チキンパウダー、ごま、ピーナッツなどを合わせたもので、一般の担々麺に比べるとかなり濃厚!そこに赤山椒や朝鮮唐辛子、白絞油などの13種類の素材で作り上げた自家製ラー油を合わせて香り豊かに仕上げています。

トッピングは、ニラ、揚げたあみ海老に、醤油や日本酒、みりん、砂糖で煮た牛肉と豚肉のひき肉。麺をからめると、海老の風味とごまの濃厚さが同時に味わえるのが特徴です。卓上には、香港産の「八珍陳酢」という黒酢が置かれていおり、ごまの風味と愛称が良いため、途中で味変として加えると…あら不思議!一気にまろやかなスープに変化。担々麺なのに黒酢を入れて一気に味わいを変更できるというのもウリです。

「絶品汁なし担々麺」もさっぱりとしていておすすめ!

「絶品」とあるだけに、汁ありの「濃厚担々麺」とは違い、汁なしの美味しさを追求した一品

「濃厚担々麺」は美味しそうだけど、ちょっと濃厚すぎるのは厳しい…

そんな人におすすめなのが「絶品汁なし担々麺」。スープは、ごまがベースであるものの、豆板醤やにんにく、コチュジャンを入れた少しあっさり風味に!まるで広島汁なし担々麺のようにさっぱりとしたシンプルな風味が特徴。汁なしタイプにするだけで味の方向性は全く異なるのです。

『坦々麺 一龍』は新しい担々麺に出会えるお店

食べ慣れた担々麺も、麺やトッピングが違うだけで、全く違う料理に変化!担々麺の可能性を追求した「濃厚担々麺」は担々麺好きだけじゃなく、今まで担々麺に興味がなかった人でも衝撃を受けるはず…。浅草以外にも各所で店舗を拡大中なので、ぜひ一度味わってみてはいかが?