古代米とはどんなもの?通常の白米と何が違う?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

最近健康食品として注目を集めている「古代米」。真っ黒な色味とプチプチとした食感が特徴のお米ですが、そもそも古代米にするとどんなメリットがあるかご存知でしょうか?

この記事ではお宝食材探検隊が気になる古代米の特徴とその魅力について解説していきます。

そもそも古代米とは?

画像素材:写真AC

古代米とは日本で古来より作られている稲のことを指します。「古代米」という名前はあくまで商品名であり、実際には古代米に細かい定義はありません。主に緑米や黒米(紫黒米)、赤米がそれに該当していて、品種改良を行っていない分、通常の白米と比べると生命力が強く、無農薬でも十分に育つという特徴があります。

冷害や干ばつなどの自然災害にも強いと言われていますが、白米と比べると収量が少ないことから、明治時代以降ほとんど生産されなくなりました。

健康食として注目される理由

画像素材:写真AC

日本や世界の一部地域でしか栽培されていない古代米ですが、最近になってその栄養価の高さが評価され、健康食品として注目されています。古代米は一般的に白米と比べるとビタミンやミネラル、食物繊維が多く含まれていて、免疫力の向上や、コレステロール値の減少、エイジングケアにも効果があると言われています。

品種によってそれぞれ特性は異なりますが、赤米には動脈硬化や生活習慣病のリスクの減少が期待できる、タンニンという成分が含まれています。また黒米には抗酸化作用のあるポリフェノール、緑米にはデトックス効果があるとされるクロロフィルが含まれていたりと、美容にも健康にも良い食材なのです。

古代米のアレンジレシピ

画像素材:写真AC

古代米を炊く場合、白米1合に対して大さじ1杯分の古代米を混ぜるのが美味しい炊き方です。大さじ1杯であっても古代米の持つ色素が溶け出し、まるでお赤飯のような色合いに。具材を加えて炊き込みご飯のようにしていただくのも良いですし、チーズなどと合わせてリゾットとしていただくのもおすすめです。

古代米とは古来より作られている昔ながらのお米のこと

画像素材:写真AC

古代米とは品種改良のされていない、古来より作られているお米のこと。通常の白米では摂取できないような栄養素が豊富に含まれているので、健康を意識している方は特にトライしてほしい食材です。

※画像はイメージです。