タッカンマリとはいったいどんな料理？サムゲタンとの違いは？フードマニア編集部がわかりやすく解説！

韓国で人気の鶏肉料理の一つ、タッカンマリ。サムゲタンと似ているけど、実際どんな料理なのか知らない方も多いのではないでしょうか。

この記事では、コリアンマンが、タッカンマリの特徴やサムゲタンとの違いについてわかりやすく解説していきます。

そもそもタッカンマリとは？

タッカンマリとは、韓国の鍋料理の一つ。韓国語で「鶏一羽」という意味で、名前の通り鶏肉を丸ごと一羽煮る料理です。長ネギや玉ねぎ、鶏肉で出汁を取り、そこにじゃがいもやトッポギを入れて煮込みます。日本の水炊きに似ていてスープがあっさりしていますが、コチュジャンや醤油などを混ぜたピリ辛のタレにつけて食べるのが一般的です。

鶏肉のコラーゲンやビタミンなど豊富な上に、野菜も一緒に煮込むので栄養満点！健康志向の方や女性にも人気なんです。

タッカンマリのタレとは？

タッカンマリのタレは、「タテギ」と呼ばれる薬味タレをつけて食べるのが本場韓国の食べ方。醤油や酢、にんにくや唐辛子を混ぜ、ニラを入れたものが一般的です。家庭やお店によって異なるところも魅力の一つで、どの材料をどのくらい使って配合するかによって様々なバリエーションが楽しめるんです！

シンプルにタッカンマリを味わいたい時は、ごま油と塩のみに。辛さが欲しい時はコチュジャンとにんにく、唐辛子を混ぜたタレもよく合います。

日本の家庭にもなじみ深い材料を混ぜ合わせるだけなので、とても簡単に作ることができます。

タッカンマリとサムゲタンの違いは？

タッカンマリと似ている韓国の鶏肉料理で、サムゲタンがあります。一見とても似ていますが、実は味も具材も異なります。

サムゲタンは、タッカンマリと同じく鶏肉を丸ごと一羽使った料理ですが、鶏肉の中に高麗人参やナツメグ、もち米を詰めて煮る薬膳料理。スープにニンニクやしょうが、クコの実やマツの実を入れるので、味がしっかりついていることも特徴です。

タッカンマリは日本の鍋のように複数人で同じ鍋を囲んで食べますが、サムゲタンは各自１つずつ食べるという違いもあります。

タッカンマリとは鶏肉を丸ごと一羽使った水炊きのような韓国料理！