鷹の爪とはどんなもの?赤唐辛子との違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

辛味を追加したり、彩りを添えるためによく用いられるのが「鷹の爪」。きんぴらごぼうやペペロンチーノなどによく乗せられていますよね。

この記事では鷹の爪の特徴や赤唐辛子との違いについて、フードマニア編集部がわかりやすく解説していきます。

そもそも鷹の爪とは?

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鷹の爪とは、ナス科トウガラシ属に属する日本が原産の唐辛子のこと。「鷹の爪」とは品種名であり、たくさんある唐辛子の中の一種です。乾燥したものを輪切りや粉末状にして、香辛料として使われます。口の中がカッと熱くなるような辛さが特徴で、独特の風味もあり、料理に加えればうまみが増すこと間違いなしです。

赤唐辛子との違いは?

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唐辛子とはナス科トウガラシ属の植物で、唐辛子が熟して赤くなったものを赤唐辛子と言います。世界的に知られている「ハバネロ」や「ハラペーニョ」の他、日本では沖縄の「島とうがらし」など、実にさまざまな種類があります。

唐辛子はナス科トウガラシ属の果実全般を指すのに対して、鷹の爪は数ある唐辛子の中の一種、という違いがあるんです。

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ちなみに唐辛子には赤唐辛子と青唐辛子がありますが、元々は同じ植物です。青唐辛子はまだ未熟なうちに収穫されたもので、熟すにつれてだんだんオレンジ色になり、完熟すると赤くなります。これが赤唐辛子です。青唐辛子の中には、ピーマンやししとうといった辛くない品種もありますよ。

鷹の爪とは、ナス科トウガラシ属の植物で日本ではポピュラーな品種のこと!

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鷹の爪とは、ナス科トウガラシ属に属する日本が原産の唐辛子のことで、鷹の爪は数ある唐辛子の中の一種で、「鷹の爪」とは品種の名前のことなんですよ。ピリッとした辛さがクセになる鷹の爪、是非料理に添えてみてはいかがでしょうか?

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