接客業の基本は身だしなみから!お客様から好感度の高い身だしなみのコツを編集部が解説
飲食店では、いい笑顔、いい気配りができても、エプロンが汚れていたり、靴が汚れていたりすると、マイナスの印象のほうが大きくなってしまいます。
ここでは外食産業に長年携わってきたフードマニア編集部が飲食業に必要な身だしなみを解説。これから飲食店を始める人や接客で悩んでいる人におすすめ!
— 目次 —
後ろからのお客様の目線でもチェック
身だしなみで盲点になりがちなのが、後ろ姿、背中側です。鏡を見ても自分でチェックしずらいですが、お客様には必ず見られます。
靴のかかとを踏んで吐いているのは、たいへんだらしなく見えます。ズボンのポケットに入れた携帯電話が飛び出ていたり、ズボンの後ろのポケットのボタンがとれそうになっていると、仕事中はだらしなく見えます。自分で見えないので、油断もしやすいので気を付けましょう。スタッフとお互いに見せあって、後ろ側に汚れやシミがないか、就業前にチェックし合うようにするのも、いいでしょう。
爪、シャツのそでをときどき確認しよう
お冷を出したり、メニューブックを手渡ししたり、接客係の人の指、手は、お客様に一番見られるところでもあります。
なので、爪が伸びていること、爪が汚れていること、女性の場合はマニュキュアの色が薄くないことは、悪い印象につながります。一人の人の爪が伸びていても、「この店は、こういうのを許す店なんだ」と、店全体のイメージダウンになります。 手の汚れも同様。
また、シャツの袖口も見られやすいので、袖口の汚れも要チェックです。仕事をしていると、シャツは汚れやすいので、ときどき確認するようにしましょう。
エプロン、シャツの汚れは時間ごとにチェック
開店時はきれいでも、仕事をすると汚れてくるのが、エプロン、シャツです。「もう、 エプロンは変えたほうがいいかも」というくらいに汚れても、身に着けている人には、そんなに汚れが増した感じはしないかもしれません。
することで、自分では見落としがちな背中側のシャツの汚れ、エプロンの汚れもチェックすることができます。ボタンがとれそうになっているところも、このときチェックしてもらいましょう。
ユニフォーム以外も気をつけましょう
規定のユニフォーム以外でも、接客係として気をつけたい身だしなみがあります。靴下、ベルトは、ハデなものは避けましょう。また、ユニフォームの色やデザインと不釣り合いな色の靴下、ベルトも避けましょう。
アクセサリーはネックレスも指輪もしないほうがいいです。髪留めをする女性は、ハデでないものを選びましょう。 メガネをする人は、ハデでないフレームがいいです。色付きのレンズ、カラーコンタクトも避けましょう。
靴の汚れもチェックしよう
客席で座っているお客様の視線に止まりやすいのが、接客係の靴です。接客係の靴が汚れていると、だらしないだけでなく、不衛生にも映ります。
開店前はきれいだった靴でも、仕事を始めて動くと汚れることもあります。また、忙しいと、自分の靴が汚れているかどうか、気が回らなくなるものです。スタッフ同士でユニフォームの汚れをチェックし合ったり、時間ごとに身だしなみをチェックする習慣をつけるといいでしょう。
素晴らしい接客を目指すなら身だしなみも注意!
好感度の高い接客を目指すなら、仕事中も何度か、身だしなみのチェックをしましょう。また、自分だけで確認するのも限界があるので、スタッフ同士で常にチェックし合うようにするのも手ですよ。
※画像はイメージです
※「飲食店の好感接客サービス教本」に掲載した内容を再編集しています
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