カワハギの刺身とは?旬の時期も含めてすしマニアが解説

刺身で食べると絶品のカワハギ。ところで刺身で利用するカワハギとはどのようなものでしょうか?

ここではすしに関する本を多く出版してきたすしマニア編集部がカワハギの刺身について旬の時期などを入れつつ解説していきます。刺身に詳しくなりたい人におすすめ!

刺身として食べるカワハギとは?

画像素材:写真AC

カワハギは、薄造りにして食べるととても美味しい魚で、フグに似た味わいがあり、通な人は肝をポン酢の中に溶いて、肝と一緒に刺身を食べます。実はカワハギは学術的にはフグ目カワハギ科となり、フグの仲間でもあるのです。

皮が硬く、料理にする場合は皮を剥ぐ必要があるため、皮剥(カワハギ)という名前が付けられました。皮は光沢がある方がよく、触ってみてヌルヌルとしているのは鮮度が落ちており、ザラザラとしたものの方がよいとされます。

カワハギの旬はいつ?

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カワハギは夏が旬ですが、冬も身が締まり、胆も大きくなるので、なかなかのおいしさ。

カワハギと似ているものに、ウマズラハギ(単にウマズラともいう)があります。よく似ていますが、カワハギより顔は長く身の味は劣る傾向に。カワハギの干物として売っているものにウマズラハギが多く、料理は刺身の他、鍋物や煮つけにすると絶品。ウマズラハギも、旬は同じく夏になります。

カワハギの旬は夏だけど、冬でもおいしい!

カワハギは夏が旬ですが、冬でもおいしいというのが特徴。旬を知っていれば、カワハギの刺身もより深く楽しむことができますよ!

※画像はイメージです
※MOOK「料理と食シリーズNo. 22 刺身」に掲載した内容を再編集しています