「台湾まぜそば」とはどんなもの?発祥はどこ?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

そもそも台湾まぜそばとは?

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台湾まぜそばとは、極太のめんの上に「台湾ミンチ」と呼ばれる唐辛子の効いた豚肉のミンチを乗せた汁なし麺のことです。

生のニラ、ネギ、海苔、さらにその上に卵黄を乗せるのが一般的なトッピング。後かけでニンニクを入れるのも人気で、具材を全部崩してよくかき混ぜていただきます。

濃厚でピリ辛なミンチに、ニラやニンニクの味わいと卵黄のまろやかさが合わさって、とっても美味しい汁なし麺なんですよ。

そんな台湾まぜそば、名前に「台湾」とついているのだから台湾の料理だと思ってしまいますが、実はそうではないんです。それではなぜ「台湾まぜそば」と言うのでしょうか?

なぜ「台湾まぜそば」?その発祥は?

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台湾まぜそばの歴史は比較的新しく、2008年にふとしたきっかけで生まれました。

名古屋のラーメン屋『麺屋はなび高畑本店』で新メニューの台湾ラーメンを試作するものの失敗。その時に使った台湾ミンチを、アルバイトの店員が麺にかけてまかないで食べたのが始まり。

2009年には商品化し、その後も改良を重ね、2013年には「名古屋めし総選挙」では準グランプリに輝きます。そうすると台湾まぜそばは一躍有名に。

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ひょんなところから生まれた台湾まぜそばは、今では名古屋を代表する名物料理となっています。

ちなみに『麺屋はなび高畑本店』が新メニューに加えようとした台湾ラーメンも、台湾にルーツがある料理ではあるものの日本発祥の食べ物。

ですから、「台湾」とついているものの、台湾料理ではなく名古屋料理なんですね。

台湾まぜそばは名古屋発祥!

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台湾まぜそばとは、太麺に台湾ミンチを乗せ、ニラや卵などさまざまなトッピングを乗せた名古屋の名物料理のこと。台湾発祥ではないと聞いて驚いた方もいるのではないでしょうか?

ニンニクを入れて食べることも多いですよ。

皆さんもぜひ台湾まぜそばを食べてみてくださいね。

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