丸鶏とは?ラーメンのスープ作りで使用するとどんな味が出る?ラーメンマニアが解説
ラーメンのスープ作りで利用される丸鶏。おいしいスープを作るために必要な素材の一部ですが、どのような効果があるのでしょうか?
ここではラーメンに関する本を多く出版してきたラーメンマニア編集部が丸鶏を解説していきます。ラーメンに詳しくなりたい人におすすめ!
ラーメンスープにおける丸鶏とは?
鶏の羽、内臓、排泄器官、気管、食道、頭を取り除き、足を蹴爪(指の半分)のすぐ上で切り落としたものを丸鶏と呼びます。また、足の関節のすぐ上で足を切り落としたタイプも。加熱調理したときに、皮が縮んで胸部分の肉がむき出しにならないように、首の皮は1/2残します。
腎臓は小さいため、まれに取り残して付いている場合もあり、血液などの汚れが残っていることがあるので、掃除をしてから使用するようにすすめられています。
丸鶏はスープの基本的なうまみをとるために必要な具材ですが、鶏の種類によっても味わいが変わってきます。
■若鶏
食用鶏(採肉鶏)で、ブロイラーの場合はすべて生後50~54日、長くても100日以内で出荷され、肉質は柔らかく、くせのない味が特徴。重さは約3kgに。
■地鶏
生後3~5か月で出荷され、しっかりした歯応えと、濃い旨味を持ちます。
丸鶏はラーメンのスープをおいしくする素材
いかがだったでしょうか?おいしいラーメンスープをとるために必要な素材である丸鶏に焦点を当てるとよりラーメンが味わい深くなるハズ。
※画像はイメージです
※MOOK「人気ラーメン店を開業するための本」に掲載した内容を再編集しています