ラクレットとはどんなもの?フォンデュとの違いは?ぎゅうぎゅうミルクがわかりやすく解説
ラクレットというチーズをご存じですか?飲食店で大きなチーズが目の前に運ばれてきて、店員さんが表面を削って料理にかける迫力のある演出が話題となり、今ではラクレットを売りにしたお店も増えていますよね。とろとろあつあつの、人気沸騰中のラクレットにはどんなチーズを使っているの?フォンデュとは何が違うの?
この記事ではぎゅうぎゅうミルクが、ラクレットの特徴と、フォンデュとの違いをわかりやすく解説していきます。
そもそもラクレットとは?
ラクレットとはチーズの名前であり、フランス語で「削る」を意味する「ラクレ(racler)」という言葉からきています。また、ラクレットチーズを溶かして、じゃがいもやパンなどにのせて食べるスイスの伝統料理も「ラクレット」と呼ばれます。チーズも料理も同じ「ラクレット」と呼ぶんですね。
このチーズは、フランスやスイスで作られている、ミルクから作られたハードチーズで、しっとりとした弾力があり、酸味の穏やかな優しい味わいが特徴。水分が少ないために保存性が高く、長期熟成によってうまみや風味が生まれます。
そのままでもおいしくいただけますが、加熱して溶かして食べることでチーズの個性を一層楽しめます。香りが苦手…という方でも、削って熱を加えることで、独特の香りも少し和らぐんだとか。
ラクレットとフォンデュは何が違うの?
チーズフォンデュとはチーズを使ったスイスの伝統料理で、「とろける」「溶ける」という意味があります。ゴーダチーズ、エメンタールチーズなどに白ワインを入れて溶かし、そこに串を刺した具材を絡めて食べます。日本では牛乳を加えたり、ホワイトソースを使ったりと、自由なアレンジが楽しまれていますよね。
さて、ラクレットとフォンデュの違いとは、ずばり「チーズを100%使っているかどうか」です!ラクレットはチーズをそのまま削り取り、とろりと溶かしてじゃがいもなどにのせていただきます。一方チーズフォンデュは、ワインや牛乳などでチーズを薄めて溶かしていただくのです。使われているチーズも違っています。 一見よく似た二つのチーズ料理ですが、それぞれ異なる味わいを楽しむことができるんですね。
ラクレットとは、チーズの名前であり、同時にチーズの表面を削るスイスの伝統料理のこと!
ラクレットとは、ラクレットチーズという名前であり、チーズを熱で溶かしてじゃがいもなどに溶かして食べる料理のことでもあります。目の前で大きなチーズを削ってとろりとかけてくれる、迫力満点の「ラクレット」。お近くの飲食店でぜひ、楽しんでみてはいかがでしょうか。
※画像はイメージです。
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