東京のショートケーキがおいしいお店7選 お菓子マニア編集部が厳選したお店をご紹介!
都内にはショートケーキを出すお店がたくさんありますが、どこがおいしいのでしょうか?そこでお菓子マニア編集部が東京でおすすめのショートケーキを出すパティスリー&レストランを厳選してご紹介。
お店に行くだけでは分からない、徹底取材した編集者ならではの情報もプラス!東京でショートケーキを楽しみたいという人におすすめ。
— 目次 —
パティスリーSATSUKI/千代田
ショートケーキを看板商品に据え、「スーパーショートケーキ」や「エクストラスーパーショートケーキ」など、ショートケーキを多彩に展開する『Pâtisserie SATSUKI』。他と一線を画す味の組み合わせや構成で、定番を進化させ続けてきたパイオニアともいえる存在です。
「ストロベリーショートケーキ」はスポンジ、生クリーム、イチゴのシンプルな仕立て。薄くカットして2段に入れているため、生地とクリームとの一体感を味わえます。ふわふわのスポンジに打つシロップにはグラン・マルニエ(オレンジ・リキュールの銘柄)、生クリームにはキルシュの風味を隠し味に使い、味わいに深みを出しています。
パティスリー SATSUKI
住所 | 東京都千代田区紀尾井町4‒1 |
営業時間 | 11:00〜20:00 |
定休日 | 無休 |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
パティスリー レザネフォール/渋谷区
さまざまな形でフランス菓子の伝統と革新を表現するパティスリーが、東京・恵比寿で経営するのが『レザネフォール』。フランス伝統菓子に敬意を払って骨子を遵守しつつ、現代に好まれる味、香り、食感で再構築。時代とともに変化するお客のニーズに的確に答える、こうしたフランス菓子の展開で、多くのファンを獲得してきました。
定番商品として通年ショーケースに並ぶのが「ガトーシャンティフレーズ」。定番のショートケーキを、小型のアントルメにアレンジしたもの。ジェノワーズ(生地)は食べたときのしっとり感を出すため、水飴の保湿性を活用。ジェノワーズの厚みは1cm。生クリームとイチゴの厚さと同じにすることで、口の中で一体感を生んでいます。
パティスリー レザネフォール
住所 | 東京都渋谷区恵比寿西1-21-3 |
営業時間 | 10:00〜22:00 |
定休日 | 不定休 |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
パティスリー ラ・ヴィ・ドゥース/新宿区
世界クラスのコンテストで数々の賞を受賞してきた堀江新氏のお店。 堀江氏の求めるショートケーキは、長い経験の中で、その味は少しずつ変化してきてはいますが、常にお客の“今”の嗜好をとらえようとしています。例えば、基本のショートケーキ「フレジェ」は くどさのないさっぱりとした味 が特徴。
イチゴのショートケーキはどんな場面でも誰が食べてもおいしいと感じてもらえるよう、重くなくさっぱりとした味を追求。フレジェの土台の生地は粉にでんぷんを加えることでグルテンを抑え、生地の目がしまりすぎないようにしています。酸味により、全体の印象を爽やかなものに。クレーム・シャンティ(生クリーム)もあっさりとした味になるよう、風味や香り、乳臭さが出すぎないようクリームを選んでいます。
パティスリー ラ・ヴィ・ドゥース
住所 | 東京都新宿区愛住町23-14 ベルックス新宿ビル1階 |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 月曜 ※不定休有り |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
ロートンヌ/中野区
オーナーシェフの神田広達氏の自由な感性から生まれる、アートのような繊細なプティ・ガトーが評判を呼び、連日多くのお客が訪れる『ロートンヌ』。ショートケーキはジェノワーズ、クレーム・シャンティ、フルーツとシンプルな姿で現れます。「日本人が愛しているショートケーキは大切な一つのジャンルです」と神田シェフ。誰が食べても抵抗感が少ないもの、クセの強いものにはしたくないという考え方があるとのこと。
『ロートンヌ』を代表するアントルメでもあり、プティ・ガトーでもある「ロッソ ルビーノ」。基本はジェノワーズ、クレーム・シャンティ、イチゴと、オーソドックスなショートケーキで、これを色鮮やかな「ナパージュ・ルビー」でコーティングします。ナパージュ・ルビーは、色の美しいフランボワーズピューレをベースに酸味と甘みを調えたコンフィチュールとナパージュを合わせ、塗りやすい粘度に整えたもの。
ロートンヌ 中野店
住所 | 東京都中野区江原町2-30-1 |
営業時間 | 11:00~19:00 |
定休日 | 水曜 |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
パティスリィ ドゥボンクーフゥ/品川区
東京・武蔵小山の『パティスリィドゥ・ボン・クーフゥ』で2代目シェフパティシエールとして活躍しているのが、武幸子シェフ。開業時から掲げているのが、「特別な日の大切な人のためのケーキ」というコンセプト。それ以外は「自由にやること。おいしければいい」と先代シェフ・岩柳麻子氏から任され、独自性を豊かに広げてケーキ作りを行ってきました。
「季節のショートケーキ」は先代からレシピを引き継ぎ、通年定番で提供しているショートケーキ。サンド用のイチゴのコンポートは通年で使用しますが、トッピングのフルーツはイチゴとの相性を考えつつ旬のものを使用しています。サクランボやモモ、ブドウなどは契約農家から仕入れるなど、こだわりのフルーツで魅力をアップ。イチゴのコンポートはホールの冷凍イチゴを使い、あまり煮過ぎずに形を残し果肉感を出しています。
パティスリィ ドゥボンクーフゥ
住所 | 東京都品川区小山3-11-2 |
営業時間 | 11:00~20:00 |
定休日 | なし |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
パティスリー ユウササゲ/世田谷区
東京・千歳烏山にあるパティスリー『ユウ ササゲ』は、都内のパティスリーやレストランで数々の経験を積んだ捧(ささげ)雄介氏のお店。伝統のフランス菓子の基本を守りつつ、パティシエとしての経験をプラスしたオリジナリティが光る洋菓子が特長。
季節感豊かなプティ・ガトーをはじめ、パウンドケーキ、焼き立てのヴィエノワズリーなど、幅広い商品を展開。なかでもショートケーキは、通年提供する定番商品です。
「いちごのショートケーキ」は定番のショートケーキを、小型のアントルメにアレンジ。ジェノワーズは食べたときのしっとり感を出すため、水飴の保湿性を活用しています。厚みは1cm。生クリームとイチゴの厚さと同じにすることで、口の中で一体感が生まれます。焼成する際は、途中でダンパーを開け、余分な蒸気を逃しながら焼き上げ、焼成後の焼き沈みを防ぐというのも特徴。シロップにはフランボワーズピューレを使用し、イチゴの味と香りを補強します。
パティスリー ユウササゲ
住所 | 東京都世田谷区南烏山6-28-13 |
営業時間 | 10:00〜19:00 |
定休日 | 火曜、第2・4水曜 |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
パティスリー カメリア ギンザ/中央区
クラシックな仕事を大事にしつつ、斬新な発想を織り交ぜたスイーツを数々提案し、新進気鋭のパティシエとして注目されている遠藤泰介氏。そんな遠藤シェフにとってショートケーキとは、「日本のパティシエにしかおいしく作れないもの」。日本とフランスでは小麦粉の成分も食の好みも異なるので、日本産の薄力粉、日本の食文化だからこそ生まれたのがショートケーキだと語ります。
「味わいイチゴのショートケーキ」は通年提供している定番のショートケーキ。カットケーキもホールケーキも店で一番人気です。“絵本に出てくるようなおいしそうなショートケーキ”をイメージして開発。“おいしそう”に見える大きさとして、サイズは比較的大きめです。表面のクレーム・シャンティは、中央を高く盛り上げ、ソフトクリームのようなイメージに。スーッと口の中で消えるようなケーキに仕上げるため、パータ・ジェノワーズとクレーム・シャンティの固さ、分量のバランスを綿密に計算しています。
パティスリー カメリア ギンザ
住所 | 東京都中央区銀座7-5-12 |
営業時間 | 平日12:00~22:00、土12:00~20:00 |
定休日 | 日曜・祝 |
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。記載のデータは取材時のものです。 |
東京でおいしいショートケーキを楽しむならココがおすすめ!
東京には個性的なショートケーキがたくさんありますが、特におすすめのものをピックアップしました!それぞれのお店の自慢のショートケーキを味わってみてくださいね。
※「ショートケーキの技術」に掲載した内容を再編集しています。
※こちらで紹介しているお店のデータは取材時のものです。最新情報は必ずご確認ください。
※紹介しているショートケーキの中には、お店で常時提供していないもの、季節限定で提供するものもあります。また、特別に提案していただいたものもあります。
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