ケーク・オ・フリュイとはどんなスイーツ?作り方も含めてお菓子マニアが解説

ケーク・オ・フリュイとは、具体的にどのようなスイーツなのでしょうか?

ここではスイーツに関する本を多く出版してきたお菓子マニア編集部がケーク・オ・フリュイについて解説していきます。そして、有名パティスリーの作り方もご紹介。スイーツにこだわりたい人におすすめ!

ケーク・オ・フリュイとは?

写真撮影:マテリエル

蒸留酒に漬けたフルーツがのった華やかな焼き菓子のこと。 醗酵バターの香り高く、 しっとりと日本人好みの口当たりのケーク。

こちらのケークの生地は卵黄を加えたリッチな生地。それに加えるフルーツは、最低でも1か月以上ラム酒に漬け込んだ風味豊かなもの。ベーキングパウダーは使わずに、メレンゲで気泡を作ることで生地がしっとり仕上がり、味に深みが生まれます。

材料と作り方(13.8×6×5.5cm のパウンド型5本分)

■材料
発酵バター…165g
カソナード…107g
アーモンドパウダー(スペイン産マルコナ種)…152g
全卵…43g
卵黄…48g
メレンゲ(卵白…96g、グラニュー糖…48g)
薄力粉…175g
シナモンパウダー…1.5g
フルーツのラム酒漬け(※最低1か月以上は漬け込むこと)

■作り方
1、バターをポマード状にし、カソナードとアーモンドパウダーを加えて空気を含ませながらしっかりと合わせます。
2、溶き混ぜた全卵と卵黄を加え、空気を含ませながら混ぜ合わせます。
3、卵白とグラニュー糖を泡立て、泡立て器で持ち上げると角が折れる くらいのメレンゲを作ります。
4、3の1/3量を2に加えて合わせ生地をのばしておき、ふるい合わせた薄力粉とシナモンパウダーを加えてしっかりと均一に混ぜ合わせます。残り2/3量のメレンゲを加え、さっくりと混ぜ合わせましょう。
5、生地にラム酒漬けのフルーツを加えて均一に混ぜ合わせます。
6、型にバターを塗って強力粉を振っておきます(ともに分量外)。生地を絞り、型を台に軽く打ちつけて生地をならし、天板にのせて155°Cのコンベクションオーブンで30分間焼成した後、型から抜いてから熱をとりましょう。

■仕上げ
・材料
ドライフルーツ…適量、アプリコットジャム…適量、スターアニス…5 個
・作り方
表面にドライフルーツを盛り、アプリコットジャムを塗って、スターアニスを飾ります。

ケーク・オ・フリュイは蒸留酒に漬けたフルーツがのった焼き菓子のこと!

いかがだったでしょうか?有名パティスリーのレシピも掲載したので、自宅でチャレンジしてみるのもおすすめ。

※「有名パティスリーの焼き菓子」に掲載した内容を再編集しています。こちらの作り方は「マテリエル」のものです。
住所:東京都板橋区大山町21-6