メロンパンの「メロン」とは?名前の由来は?こんがりショパンがわかりやすく解説!

パン屋さんに行くと必ずと言っていいほど見かけるメロンパン。中はふんわり、外はサクサクの食感がたまらないですよね。パン屋さんによって、同じメロンパンでも違いがあるのも楽しいです。
このメロンパン、当たり前のように浸透している名前ですが、メロンは使用されているのでしょうか?名前の由来は?

この記事ではこんがりショパンが、メロンパンの特徴や名前の由来などについてわかりやすく解説していきます。

そもそもメロンパンとは?

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メロンパンとは、パン生地の上にビスケット生地をのせて焼き上げたもの。中はしっとりふわふわ、外はサクサクほろほろの食感がなんとも幸せな気持ちになりますよね。

メロンパンという名前、お子様からお年寄りまで当たり前のように使っていますが、実はメロンは入っていないんです。ではなぜメロンパンという名前なのでしょうか?この理由について解説していきます!

メロンパンの名前の由来は?

メロンパンという名前の由来は謎が多く、いくつか諸説があるんです。

マスクメロンに似ているから

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一つ目は、表面の格子模様がマスクメロンに似ているからという説。偶然表面がひび割れてメロンのようになったからや、メロンに似せて作ったなどと言われています。

この説はもっともわかりやすく、有力な説とされています。

メレンゲパンがなまってメロンパンになったから

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二つ目は、メレンゲパンがなまってメロンパンに変化したという説。メロンパンが誕生した当初、パン生地の上にのせるビスケット生地にメレンゲを使用していたそう。そのためメレンゲパンと呼ばれていました。そののち、メレンゲパンがなまってメロンパンになったとも言われています。

メロン型という型を使用して作ったパンだったから

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三つ目は関西のパン職人が、チキンライスなどに使用するラグビーボールのような形のメロン型でパンを成形したため、メロンパンになったという説。メロンパンというと丸く縞模様があるイメージですが、関西では洋食のライスなどに使用するメロン型に、縦に模様を入れたパンが今もなお根付いています。それがメロンパンの起源とも言われているんです。

メロンパンという名前の由来は様々な説があった!

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メロンパンの名前の由来は謎が多く、様々な説がありました。また、関西の一部ではサンライズという名前でも呼ばれています。神戸のパン屋さんが生み出したそうです。誰もが知っているメロンパンでも、意外と知らないことが多かったのではないでしょうか。関東と関西のパン屋さんに行った際は、メロンパンの形や模様に注目してみてください。

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