ブリオッシュとはどんなもの?発祥は?こんがりショパンがわかりやすく解説!

皆さんはブリオッシュを食べたことがありますか?パン屋さんで見かけることの多いブリオッシュですが、見かけるだけで買ったことはなかったり、どんな食べ物なのか知らない方もいらっしゃるのでは? 

そこでこの記事では、気になるブリオッシュについてこんがりショパンがわかりやすく解説していきます。
 

そもそもブリオッシュとは? 

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ブリオッシュとは、「viennoiserie(ヴィエノワズリー)」と呼ばれるフランス発祥のパン菓子の一つで、バターと卵と砂糖をふんだんに使った、リッチな風味とふわふわの食感を楽しめるほんのり甘い菓子パンのこと。パン生地は一般的に水で捏ねて仕込みますが、ブリオッシュ生地は水の代わりに牛乳を使うのが特徴です。本場フランスでは、朝食やおやつによく食べられているんだとか。 

一般的にブリオッシュはだるまのような形をしていて、これをフランスでは「ブリオッシュ・アテット」と言います。中世フランスの「僧侶の頭」の形を表しているとされていて、「頭のついたパン」などと呼ばれているんですって。そのほかにも、丸い形をしていたり食パン型だったり、三つ編み型や王冠型に焼き上げられたものもありますよ。 

ブリオッシュの発祥は? 

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ブリオッシュの発祥は、バターの産地として知られるノルマンディー地方と言われています。名前の由来としては、ノルマン語で「生地を捏ねる」という意味の「brier(ブリ)」と、「かき混ぜる」という意味の「ocher(オシェ)」が組み合わさったという説が有力です。 

マリー・アントワネットの有名な言葉である、『パンがないならお菓子を食べればいいじゃない』の「お菓子」とは、このブリオッシュであったと言われています。 

ヴィエノワズリーとは? 

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ヴィエノワズリーとは「ウィーン風の」という意味があり、フランス語で「菓子パン」のこと。卵や牛乳、砂糖などをイースト発酵させたパン生地やペイストリー生地を焼いた菓子パンの総称をこう言います。 

クロワッサンやデニッシュ、パン・オ・ショコラなども代表的なヴィエノワズリーの一種です。そしてその中でもブリオッシュは、これらに比べてバターや卵、牛乳、砂糖などの割合が非常に高く、甘く香り豊かなのが大きな特徴なんですよ。 

ブリオッシュとは、フランス発祥のリッチな味わいが楽しめる菓子パンのこと! 

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ブリオッシュとは、卵やバター、砂糖をふんだんに使い、ふわふわの食感と香り豊かな味わいを楽しめる菓子パンのこと。マリー・アントワネットが「お菓子」として愛でたこのブリオッシュ、そのリッチな味わいを是非試してみてはいかがでしょうか? 

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