きゃらぶきとはどんなもの?作り方をご紹介!和道一筋がわかりやすく解説!

皆さんは「きゃらぶき」を食べたことがありますか?山菜の一種である「ふき」を佃煮のように煮たもので、日本の伝統的な保存食のひとつなんですよ。ふきをよく見かけるようになる春の終わりから初夏にかけて作られますよ。

この記事ではきゃらぶきの特徴や作り方について、和道一筋がわかりやすく解説していきます。

そもそもきゃらぶきとは?

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きゃらぶきとは、山菜の一種である「ふき」で作られる佃煮のような料理のこと。醤油で煮る佃煮などをきゃら色(濃い茶色)からとって「きゃら煮」といいます。きゃらぶきはきゃら煮のふきだからきゃらぶきなんですね。

醤油や砂糖で濃いめに味付けしたきゃらぶきは、シャキシャキとした食感も楽しく、白いご飯にぴったりの一品ですよ。

きゃらぶきの作り方は?

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きゃらぶきの材料は、ふき、塩、お湯、水、料理酒、しょうゆ、砂糖、みりん。

まずふきに塩をふって板ずり(食材に塩をまぶしてまな板の上で転がすこと)をします。次にフライパンにお湯を沸かしてふきを入れ、2~3分ほど茹でてから水にさらして水気をきりましょう。皮をむいて3cm幅に切り、鍋にふきと料理酒、しょうゆ、砂糖、みりんを加えて汁気がなくなるまで煮詰めます。最後に汁気がなくなり、照りが出てきたら火からおろして皿に盛り付けて完成です。

きゃらぶきとは、山蕗(やまぶき)を醤油や砂糖で煮詰めて作る日本の伝統的な保存食のこと!

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きゃらぶきとは、山蕗を醤油や砂糖で煮詰めて作る佃煮のような料理で、醤油で煮る佃煮を「きゃら煮」というところから、きゃらぶきと名付けられたんですね。春の終わりから初夏にかけて出回るふきを買って、ぜひ作ってみてくださいね!

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