クッパとはどんなもの？どんな種類があるの？コリアンマンがわかりやすく解説

皆さんはクッパを食べたことがありますか？日本ではよく焼き肉などの締めで食べられますよね。そんなクッパとは、韓国の言葉で「スープ」を意味する「クッ」と、ご飯を意味する「パプ」が合わさってできた言葉で、その名の通り、スープとご飯を組み合わせた韓国の定番料理ですよ。

この記事ではクッパとはどんなものなのか、特徴やその種類についてわかりやすく解説していきます。

そもそもクッパとは？

クッパとは本場韓国では「クッパプ」と呼ばれ、スープにご飯を入れた料理の総称です。韓国では湿気がなく乾燥した気候のために、スープは食卓に欠かせない存在でした。その中で、スープの中にご飯を入れる食べ方は日常的なものになっているんだとか。

また、韓国料理には辛いものが多い印象ですが、クッパに使うスープは必ず辛いわけではなく、トウガラシやキムチなどが別に添えられてお好みで入れるスタイルもあるんですって。

地方料理として何種類が存在していて、ご飯とスープが別々に盛りつけられているもの、最初からスープにご飯を入れるものなど様々なクッパがあるんですね。

クッパにはどんな種類があるの？

クッパには実にさまざまな種類があります。牛カルビが入るカルビクッパは有名ですね。
「コンナムルクッパ」は豆もやしが入ったもの、「デジ（＝豚肉）クッパ」は豚骨スープを使ったもの、「ソルロンタン」は牛骨スープを使っています。「スンデクッパ」は、豚の腸にもち米や春雨などを詰めた、韓国式のソーセージである「スンデ」が入ったクッパのことで、「チュオタン」はチュオ（＝どじょう）を野菜と一緒に煮込んだスープを使ったクッパです。

「ユッケジャンクッパ」はよく聞くクッパで、ユッケジャンという牛細切り肉と様々な野菜を煮込んで作った辛味のあるスープに、ご飯を入れています。 ちなみにテグタンも韓国料理のスープの一種。牛肉の塊肉や骨が入ります。

一口にクッパと言っても、いろいろな種類があるんですね。

クッパとは、スープにご飯を入れた定番韓国料理のこと！

クッパとは、本場韓国では「クッパプ」と呼ばれている、スープにご飯を入れた料理の総称のこと。韓国では乾燥した気候のために、食卓にスープが欠かせなかったことから、クッパもよく食べられていたんですね。

クッパにはいろいろな種類がありますので、韓国料理店や焼肉屋さんに行ったら、ぜひ食べてみてはいかがでしょうか？

※画像はイメージです。