金平糖とはどんなもの?どうしてとげとげしているの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!
カラフルでとげとげがかわいらしい金平糖は、お祝い事での贈り物として人気なお菓子のひとつですよね。金平糖は作るのに長く時間がかかることから、「子孫繁栄」などの縁起物ともされているんです。
この記事では金平糖の特徴やどうしてとげとげしているのかについて、お菓子マニア編集部がわかりやすく解説していきます。
そもそも金平糖とは?
星のような見た目がかわいらしい金平糖は、1546年にポルトガルからもたらされた異国の品々のひとつです。白やピンク、黄色や黄緑などのカラフルな見た目は、当時とても目を引くお菓子だったんですって。
口の中で崩れてジャリっとした独特の食感が楽しめる砂糖菓子で、皇室の即位式や結婚式で参列者に配られるなど、祝い事に送られるお菓子なんですよ。この金平糖という名前、ポルトガル語で砂糖菓子を意味する「コンフェイト」が語源となっているんですって。
金平糖のとげとげの理由は?
金平糖といえば、星のようなとげとげした形。実はこのとげを作るのには手間がかかっていて、二週間近くかけて作られているんですよ。その作り方をご紹介します。
金平糖は砂糖でできていて、グラニュー糖とザラメを使うのが一般的です。まずはグラニュー糖を溶かした「糖蜜」を作り、斜めに傾いた窯にザラメを入れたら、回しながら糖蜜をかけていって、核となる小さな粒を作ります。
この核に糖蜜をかけては乾燥させ、また糖蜜をかける…を繰り返していきます。この作業を繰り返して、3日ほどでとげとげができ、何日も繰り返して少しずつ大きくしていくんです。
金平糖の星の形のとげとげは、手間をかけた結果できるものだった!
カラフルな見た目がかわいらしく、とげとげとした星のような形が特徴的な金平糖。実はその形になるには二週間もの時間が必要で、手間ひまをかけてゆっくりと作られているんですね。ぜひ味わって食べてみてくださいね。
※画像はイメージです。
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