キムチとはどんなもの?気になる栄養素は?コリアンマンがわかりやすく解説!

日本で知られている韓国料理の定番ともいえるのが「キムチ」。白菜をはじめとする野菜を塩漬けにし、様々な調味料を混ぜて作った発酵食品のことで、白菜のキムチが定番ですが、家庭の風土や材料などによって、300種類を超えるキムチが存在しているんですって。

この記事ではキムチの特徴や気になる栄養素について、コリアンマンがわかりやすく解説していきます。

そもそもキムチとは?

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キムチとは、大根、白菜、キュウリなどの野菜を塩漬けにして、唐辛子の粉、にんにく、ショウガ、ネギ、塩辛などの様々な調味料を混ぜて作られる発酵食品のこと。

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発酵食品として知られていますが、発酵せずに塩漬けするだけのものや、ヤンニョムというたれにあえるだけのキムチもあるんですって。

熟成発酵されているキムチには「キムチくんマーク」がつけられていて、これは韓国政府が認定した証なんですよ。

キムチの歴史は?

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キムチは元々塩漬けされた野菜でしたが、16世紀に日本から唐辛子が伝わり、18世紀ごろからキムチ作りに本格的に使われるようになりました。

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実は野菜を使用する発酵食品はあまり多くありません。その中でキムチが発達したのは、農耕中心であった昔の韓国人が野菜を好んで食べていたことや、水産物の塩漬け技術に優れていて、薬味として幅広く利用されていたことなどが挙げられるんだとか。

ちなみにキムチという言葉の起源は、「野菜の塩漬け」を意味する「チムチェ」が訛って「キムチ」になったんですって。

キムチの栄養素は?

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キムチには「ラクトバチルス乳酸菌」をはじめとする植物性乳酸菌が豊富に含まれていて、生きたまま腸に届きやすく、有害な菌の生育を抑制したり死滅させる整腸作用をもっています。

また、唐辛子の辛み成分である「カプサイシン」にはアドレナリンを分泌する働きがあり、代謝を高めて血流を促し、体を温めることで免疫力を高める効果も期待できるんですよ。

キムチとは、野菜の塩漬けに唐辛子をはじめとした様々な調味料を混ぜて作られる発酵食品のこと!

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韓国料理でおなじみのキムチとは、白菜、大根、キュウリなどの野菜を塩漬けにして、唐辛子の粉、にんにく、ショウガ、ネギ、塩辛などの様々な調味料を混ぜて作られる発酵食品のこと。免疫力アップなどの効果が期待できるキムチ、ぜひ日々のご飯のお供にしてみては?

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プロフィール

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アニョハセヨ!韓国の食・文化の虜になっているコリアンマンが、もっと韓国が好きになる、韓国料理を食べに行きたくなるような情報を発信していくぞ!ちなみに私は韓国料理に欠かせないコチュジャンが大好きだ!!記事一覧はこちら