ほうとうとはどんなもの?気になる歴史や名前の由来とは?和道一筋がわかりやすく解説

山梨県の郷土料理のひとつ、「ほうとう」。小麦粉を練って太めに切って作られた麵を、カボチャやじゃがいも、ネギやお肉など様々な具材とともに、味噌仕立ての汁で煮込んで作る料理なんですよ。山梨県ではソウルフードと呼ばれるほど、山梨県民に親しまれているんですって。

この記事では和道一筋が、ほうとうの特徴や気になる歴史についてわかりやすく解説してきます。

そもそもほうとうとは?

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ほうとうは山梨県で広く親しまれている郷土料理。小麦粉を練って太めに切って作られた麺に、かぼちゃやじゃがいも、季節の野菜やお肉などの具材をたっぷり加えて、味噌仕立ての汁で煮込む料理なんですよ。打ち粉が付いたまま煮込むために汁にとろみがつき、もちもちした麺とよく絡んで美味しいんです。

ほうとうの作り方は簡単。小麦粉で作った生地を一センチ幅に切り、季節に合わせたたっぷりの野菜と一緒に煮込んで味噌で味をつければ完成です。おうちでも気軽に作れますね。

ほうとうの名前の由来は?

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ほうとうの名前の由来には諸説ありますが、有力なのは「餺飥(はくたく)」と呼ばれる食べ物が訛って「ほうとう」となった説。平安時代に伝来してきた、小麦粉を薄くちぎって煮た食べ物で、うどんの原型とも言われているんですよ。

気になるほうとうの歴史は?

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戦国時代、武田信玄が陣中食として作り出したとされるのがほうとう。手間がかからず消化が良く、栄養素も高いほうとうは陣中食にぴったりだったんです。山形県では大部分が山地であるために、水田が少なくお米が貴重な食べ物でした。そのため、代わりによく食べられていたのがほうとうだったんですね。

ほうとうとは、太めの麺を野菜で煮込んで味噌で味付けした山梨県の郷土料理のこと!

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ほうとうとは、山梨県民のソウルフードとも呼ばれる郷土料理の一つで、小麦粉を練って作った太めの麺にたっぷりの野菜を入れて、味噌仕立ての汁で煮込んだ料理のこと。おうちで作ることができるほか、山梨県に訪れればお店でも食べてみてくださいね。

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