タルトタタンとはどんなもの?アップルパイとの違いは?ふれんちハンターがわかりやすく解説

アップルパイによく似たリンゴのデザート、「タルトタタン」。有名なお菓子なので食べたことがある人も多いと思いますが、そもそもタルトタタンの「タタン」とは何を意味する言葉かご存知でしょうか。

この記事ではふれんちハンターがタルトタタンの特徴やアップルパイとの違い、名前の由来について解説していきます。

そもそもタルトタタンとは?

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タルトタタンとは、型に焼いたリンゴを敷き詰め、その上からパイ生地を被せて焼いたお菓子のこと。タルトタタンの発祥は諸説ありますが、19世紀の「タタンホテル」で生まれたという説が有力です。

ホテルを営んでいたタタン姉妹がお客に提供するためのアップルパイを作ろうとしたところ、調理担当のステファニーがリンゴを焼きすぎてしまい、その失敗を隠すように上から生地を被せてフライパンごとオーブンに入れます。焼きあがってお皿にひっくり返してみると、お客に出せるような美味しいケーキになっていて、それがタルトタタンの始まりだと言われています。
つまり「タルトタタン」とは「タタン姉妹のタルト」という意味なのです。

アップルパイとの違いは?

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材料的には大きな違いがないアップルパイとタルトタタンですが、やはり生地を下にして焼くのか上にかぶせて焼くのかが最大の違いと言えるでしょう。そしてタルトタタンに使用されるリンゴはアップルパイと比べて大きくカットされているというのも特徴の一つ。また、タルトタタンのほうがより飴色になるまでリンゴを炒めるという傾向があります。

タルトタタンとは失敗から生まれた焼き菓子のこと!

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タルトタタンとはタタン姉妹の失敗から生まれたアップルパイのこと。材料は似ているところが多い2つですが、食感や見た目が異なり、全く別のお菓子として認識されています。ぜひ食べ比べて違いを探してみてくださいね。

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