シブーストとはどんなもの？ふれんちハンターがわかりやすく解説

シブーストというスイーツを聞いたことがありますか？表面がキャラメリゼされ、一見クレームブリュレのようにも見えるスイーツですが、それとは全く異なった魅力を持つデザートです。

この記事ではふれんちハンターがそんな気になるシブーストの特徴やその魅力について解説していきます。

そもそもシブーストとは？

シブーストとはパイ生地にバターでソテーしたリンゴや、クレーム・シブーストを重ねてキャラメリゼしたスイーツのこと。クレーム・シブーストとはカスタードクリームにイタリアンメレンゲを加え、ゼラチンで固めたもので、「シブースト」を作る上で欠かせない材料です。

シブーストの魅力はクリームのふわっと軽い食感と、パイ生地のサクサク感、リンゴの甘み、そしてキャラメリゼの香ばしさのマリアージュにあります。リンゴを使うのが伝統的なレシピですが、最近では別のフルーツを使ったものや和栗を用いたものも見られます。

シブーストの歴史

シブーストが生まれたのは、まだ冷蔵技術が発達していなかった1840年代のフランス。この当時は生クリームや卵を使ったクリームには細菌が多く、スイーツに使うことができませんでした。

そんな中、火を通した独自のクリームとして考案されたのがクレーム・シブーストです。シブーストは細菌の問題を解消した新食感のスイーツとして、その当時非常に画期的なデザートだったのです。

クレームブリュレとの違いは？

シブーストがクレーム・シブーストやパイ生地、リンゴのソテーなどから構成されるスイーツであるのに対して、クレームブリュレはカスタードの表面をキャラメリゼしたシンプルなデザート。食感もシブーストと比べるとねっとりと濃厚で、カフェやレストランでも定番になっているスイーツです。