サテとはどんなもの?焼き鳥との違いは?フードマニア編集部がわかりやすく解説!

ナシゴレンやミーゴレンなどの料理と並び、日本でもよく知られているエスニック料理「サテ」。東南アジアの「焼き鳥」と称される串焼き料理ですが、焼き鳥との違いはどこにあるのかご存知ですか?

この記事ではフードマニア編集部がサテの特徴や、焼き鳥との違いについて解説していきます。

そもそもサテとは?

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サテとは東南アジア諸国で広く食べられている串焼き料理のこと。ひと口サイズにカットした肉を香辛料のきいた甘辛いソースに漬け込み、炭火で串焼きにしているのが特徴で、横にピーナッツソースを添えて食べるのが一般的です。

元々、インドネシアのジャワ島に伝わったアラブ料理を改良したものが「サテ」の始まりだとされていて、その後インドネシア全土やマレーシア、シンガポールなどに伝わったと言われています。

焼き鳥とどう違う?

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一見焼き鳥とそっくりなサテですが、実はソースだけでなく使われる肉の種類にも違いがあります。ご存知の通り、焼き鳥が鶏肉を串焼きにした料理であるのに対して、サテでは鶏肉に限らず牛肉やヤギ肉などさまざまな種類の肉が使われます。

また、「サテ」とは串焼き料理を指す言葉であるため、肉以外にも魚介類や豆腐などの串焼きも「サテ」と呼ばれます。1番一般的なのは鶏肉を使ったものですが、次いで多いのがヤギ肉。豚肉はムスリムが多いインドネシアではメジャーではありませんが、人口の9割がヒンドゥー教徒であるバリ島では、豚肉のサテも提供されています。

日本では特に鶏肉や牛肉のサテが人気ですが、鶏肉を使ったサテは「サテ・アヤム」、牛肉を使ったものは「サテ・サピ」と呼び分けられているので覚えておきましょう。

サテとは東南アジアで愛される串焼き料理のこと!

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東南アジアを代表する料理の一つ「サテ」。肉を串焼きにした料理というイメージが強いかもしれませんが、実は肉以外にも魚介類や豆腐など現地ではさまざまなサテが売られています。ぜひ東南アジアを訪れる機会があったら、鶏肉や牛肉以外のサテも楽しんでみてくださいね。

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