大学芋の名前の由来は?和道一筋がわかりやすく解説!

お惣菜コーナーでもよく見かける大学芋。甘い蜜がかかった人気のメニューですが、よく考えたら大学芋の「大学」って何なのか気になりますよね。

この記事では和道一筋が、大学芋の特徴や名前の由来について解説していきます。

そもそも大学芋とは?

画像素材:写真AC

大学芋は、乱切りにしたサツマイモを油で揚げ、糖蜜を絡めた料理のこと。外のカリカリ感と、芋のほくっとした食感が魅力で、給食などで食べたことがある人も多いかと思います。仕上げに黒ゴマを振りかけているのも特徴の一つで、料理よりもおやつとしての側面が強いです。

実は、大学芋よりもサツマイモを小さくカットしたものを「中学芋」、それよりさらに小さいものを「小学芋」と呼ぶこともあります。サイズが大きくなるにつれて、どんどん成長している感じが面白いですよね。

大学芋の「大学」って何?

画像素材:iStock

さて、ここで気になるのが大学芋の名前の由来。
しかし、その発祥や名前の由来は明らかになっておらず、日本いも類研究会も「おいもの世界の七不思議」に挙げるほどなんです。

名前の由来はいくつか憶測が飛び交っていますが、最も有力とされているのが、学生街で大学生が好んでよく食べたことから。当時、東京大学の赤門前には『三河屋』というふかし芋のお店があったのですが、揚げたサツマイモに蜜を絡めて販売したところ、学生たちの間で非常に人気が出たため、「大学芋」と呼ぶようになったというものです。

また、「大学生が販売していたから」という説や、「大学ノート」のように「大学」という言葉を商品名に入れるのが流行っていたから、という説もあるようです。

大学芋の由来は謎な部分が多い!

画像素材:iStock

大学芋の「大学」という言葉にはどんな意味があるのか…気になる議題ではありますが、実はその発祥は分かっていない部分が多いんです。大学芋は糖分補給に加え、腹持ちも良いメニューなので、ぜひ小腹が空いた時のおやつに選んでみてくださいね。

※画像はイメージです。