1粒500円の豆で淹れた超高級コーヒーが500円で飲める?!「パナマ・ゲイシャまつり2022」をカフェマニア編集部が解説!

『サザコーヒーKITTE丸の内店』では、2022年12月16日(金)~19日(月)の4日間、「パナマ・ゲイシャまつり2022」が開催されます。この「ゲイシャ」とは、日本の芸者ではなくコーヒーの品種。高級なコーヒーとして知られていますが、皆さんご存知でしょうか?
今回ご紹介するイベントでは、そんなゲイシャの中でも特に高級な、本来“1杯3万円”のコーヒーが500円でいただけるんです!

この記事ではカフェマニア編集部が「パナマ・ゲイシャまつり2022」について解説していきます。

そもそも「ゲイシャ」とは?

ジャパンバリスタチャンピオンシップ準優勝の本間啓介さんが淹れたゲイシャコーヒーをいただきました

ゲイシャとは、もともとはエチオピアの「ゲイシャ村」に自生していたコーヒーの品種です。日本の「芸者」が名前の由来だと思われることも多いですが、実はこの村の名前が由来なんですよ。

病気に強いという理由でパナマに持ち込まれましたが、2004年にパナマのゲイシャがパナマコーヒー品評会に出品されると話題沸騰。審査員たちは、他にはないその味や香り、美味しさに魅了され、オークションではなんと当時史上最高額で落札されました。こうしてパナマ・ゲイシャは一躍脚光を浴びることとなったのです。

パナマ・ゲイシャの一番の特徴と言えば、やはり他のコーヒーに類を見ないフルーティーな味わい。
それはコーヒーを普段飲まない方でも明確に感じられるほどで、そのゲイシャにしかない味わいや香りを求めるファンが多いんですよ。

「パナマ・ゲイシャまつり2022」とは?

これが1粒500円のコーヒー豆!

そんなパナマ・ゲイシャの人気は衰えることを知らず、2022年のパナマコーヒー品評会で最高位を獲得したゲイシャは、過去最高価格の約2980万円/約45kgで落札されました。「1粒500円」と言うと、この豆がいかに高価かイメージがしやすいでしょうか。お店で飲めば、なんと1杯3万円ほどにもなるんですよ。

これを落札したのが、「パナマ・ゲイシャまつり2022」を開催するサザコーヒー。「パナマ・ゲイシャまつり2022」は、この1粒500円のこの超高級コーヒーが1杯(約60ml)500円で飲めてしまうスペシャルなイベントなんです。
他にも、サザコーヒーの代表取締役・鈴木太郎氏によるトークイベントや、パナマ共和国のカルロス・ペレ駐日大使によるトロフィー授与のセレモニーなども開催されますよ。
オークションに出品されたコーヒーの飲み比べ(有料)も行われるので要チェック!

ゲイシャのおいしい飲み方とは?

オークションコーヒーを飲み比べ

せっかくパナマ・ゲイシャコーヒーを飲むなら、一番おいしい状態でいただきたいですよね。

「熱々よりも少し冷めたくらいが美味しい」のだと、自らを「ゲイシャハンター」と名乗る鈴木太郎氏は言います。というのも、冷めかけてきた時にぐっと味が上がるのだそう。
実際に飲んでみると、確かに熱い時と冷めた時では味わいが全く異なるのがわかります。冷めてくると、ゲイシャの特徴的なフルーティーな香りがより一層強まるんです。
少し時間を空けて、熱い時と冷めた時の味の違いを楽しんでみるのも良いかもしれませんね。

「パナマ・ゲイシャまつり2022」で非日常なコーヒーを味わってみては?

画像素材:iStock

「パナマ・ゲイシャまつり2022」は、パナマコーヒー品評会最高位・落札価格過去最高のゲイシャコーヒーが手軽に飲めるまたとないチャンス!
コーヒー好きの方も、普段あまり飲まない方も、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

■「パナマ・ゲイシャまつり2022」概要
日時:2022年12月16日(金)~19日(月) 11:00~21:00(初日のみ12:00~)
   トロフィー授与は16日(金)の11:30より実施
場所:サザコーヒーKITTE丸の内店

※一部画像はイメージです。