安倍川もちとはどんなもの?徳川家康が命名?作り方は?和道一筋がわかりやすく解説
皆さんは「安倍川もち」という和菓子を聞いたことがありますか?これはつきたてのお餅に砂糖入りのきなこをまぶしたもので、静岡県の名物料理として親しまれているんです。実はこの安倍川もちは江戸時代に生まれたもので、歴史ある和菓子なんですよ!
この記事では和道一筋が、安倍川もちの特徴や歴史、簡単な作り方についてわかりやすく解説していきます。
そもそも安倍川もちとは? 徳川家康が命名?
安倍川もちとは静岡県の名物料理で、つきたてのお餅に砂糖入りのきなこをまぶした和菓子のこと。実はその歴史は古く、江戸時代にまでさかのぼります。由来には諸説ありますが、徳川家康が命名したという説が有力なんだとか。
昔、安倍川上流では金の採掘が盛んにおこなわれていました。そしてあるとき検分に出向いた徳川家康が茶店を訪れ、つきたてのおもちにきなこをまぶしたものを献上したところ、余りのおいしさに餅の名前を尋ねてきたのです。
そこで尋ねられた男が「金山からこぼれた金の粉をすくいあげて、もちにまぶして作る「金粉餅(きんこもち)」と申します」と答えたところ、家康は彼の機転に感心して、改めてこのもちを「安倍川もち」と命名したんですって。
安倍川もちの作り方は?
安倍川もちの作り方はとっても簡単です。用意するのは切り餅とお湯、きなこに隠し味の塩、そして砂糖だけ。
まずはボウルにきなこと一つまみの塩を入れて混ぜ合わせます。次にアルミホイルを敷いた天板に切り餅を乗せて、トースターで焼き目がつくまで焼き上げます。耐熱ボウルに注ぎ、焼きあがったもちをお湯に30秒程度つけてから取り出します。
きなこの入ったボウルに餅をいれてまんべんなく混ぜ合わせ、最後に砂糖をまぶせば完成です。
安倍川もちとは、つきたてのお餅に砂糖入りのきなこをまぶして作る静岡の名物料理のこと!
安倍川もちとは、つきたてのお餅に砂糖入りのきなこをまぶして作られる和菓子のことで、静岡県の名物料理として親しまれています。実はその歴史は古く、家康に命名された説が濃厚なんですって。おうちでも簡単に作ることができるので、ぜひ静岡名物の安倍川もちを食べてみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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