らっきょうとはどんなもの?美味しいものの選び方は?種類は?お宝食材探検隊がわかりやすく解説

皆さんはらっきょうをよく食べますか?塩漬けや甘酢漬けなどで楽しまれているらっきょうは、シャキシャキとした食感と辛味を楽しむことのできる野菜で、膨らんだ根っこの部分を食べます。粒が緑色になっていない、ふっくらとして丸みがあるものを選ぶのがベストなんですって。

この記事ではお宝食材探検隊が、らっきょうの特徴や選び方についてわかりやすく解説していきます。

そもそもらっきょうとは?

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らっきょうとは、ユリ科ネギ属の多年生草本で、なんと原産地の中国では紀元前から栽培されていました。9世紀ごろに日本でらっきょうが使われた記録があり、薬用とされていたんだとか。

独特の香りと辛味を楽しむことができるらっきょうは、膨らんだ根っこの部分を食べます。そのまま食べるとかなり辛く舌がしびれてしまうので、甘酢漬けや塩漬けなどにして食べるのが一般的。シャキシャキとした食感を楽しむことができますよ。

らっきょうの種類とは?

らっきょうには実は主に五種類の品種があるんです。一つずつご紹介していきます。

らくだ

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らくだは日本各地で栽培されている在来種。収穫量が多く、らっきょうの中でも粒が大きいのが特徴です。しっかりとした歯ごたえを感じられますよ。

玉らっきょう

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らっきょう特有の香が少なく、台湾から輸入されることが多いのが特徴。他のらっきょうより小型で、台湾では収穫した後すぐに加工されるので、日本でも加工品が出回っています。

八房(やつぶさ)

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らくだと玉らっきょうの中間程度の大きさ。収穫量はあまり多くありません。漬物によく使われています。

島らっきょう

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沖縄県で収穫されるらっきょうで、強い香りと辛味を楽しむことができます。現地では生のまま醤油や塩で味付けし、鰹節をかけていただくのが一般的なんですって。

エシャレット

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根と葉がついた状態で出荷されるのがエシャレット。若採りのエシャレットはクセがなく生のままでも食べやすいのが特徴です。

美味しいらっきょうの選び方は?

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らっきょうは粒がふっくらとしていて丸みがあり、適度な硬さがあり、粒が緑色になっておらず、表面に傷がないものがベストです。粒に丸みと適度な硬さのあるらっきょうを漬物にすると、シャキシャキとした食感をよりつよく楽しむことができますよ。

ちなみに、らっきょうは食べすぎると胃もたれや下痢の原因となってしまうので、一日3~5粒を目安に楽しんでくださいね。

らっきょうとは、独特の香りやシャキシャキとした食感を味わえる野菜のこと!

らっきょうとは、独特の香りや辛味、シャキシャキとした食感を楽しむことができる野菜のことで、膨らんだ根っこの部分を食べます。品種によっては生のまま食べられるものもあるんですよ。ぜひいろいろならっきょうを食べ比べてみてくださいね。

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