ターメリックとはどんなスパイス?カレーマニアが解説

ターメリックはカレーづくりに使用されるスパイス。カレーのスパイスとしてはどのような効果があるのでしょうか?

ここではカレーに関する本を多く出版してきたカレーマニア編集部がターメリックについて解説していきます。カレーに詳しくなりたい人におすすめ!

スパイスとしてのターメリックとは?

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ショウガ科で原産地は熱帯アジア。日本では「秋ウコン」の名で知られます。根の部分を乾燥させたもので、ほとんどの場合、パウダーにして使用。カレーらしい鮮やかな黄色をつける役割を果たし、着色力が強いスパイスです。加熱が不十分だと、粉っぽくなってしまったり、苦味が残ることがあるので調理の前半に加えるようにすることが多い傾向に。

またカレーらしい独特の香りも魅力ですが、少量でも充分に香りが出るため、加えすぎると土臭く薬っぽい香りになってしまうため注意。

ターメリックは健胃・風邪・肝機能強化・けがの炎症止めの薬として古くから使われてきました。 副作用が少ないので、二日酔い防止ドリンクとして飲まれるなど、広く親しまれています。

ターメリックはカレーの色付けをするスパイス

カレーの色を出すのに必要なスパイスといえばターメリック。スパイスを知るとカレーがより奥深くなりますね。手作りでもお店のカレーでもぜひターメリックに注目してみてください。

※画像はイメージです
※「カレー大全」「プロに学ぶ新カレー教本 人気21店の作り方・考え方」に掲載した内容を再編集しています