生チョコとはどんなもの?普通のチョコレートと何が違うの?お菓子マニア編集部がわかりやすく解説!
毎年バレンタインの季節がやってくれば、主役になるのはやっぱりチョコレート。その中でも冷やして売られている生チョコを手に取ったことがありますか?
生チョコは、チョコレートに生クリームや洋酒などを加えて、柔らかく滑らかに仕上げたチョコレートのことで、普通のチョコレートとの最大の違いは水分の多さなんです。
この記事ではお菓子マニア編集部が、生チョコの特徴や普通のチョコレートとの違いについてわかりやすく解説していきます。
そもそも生チョコとは?
生チョコとは、チョコレートに生クリームや洋酒を加えて柔らかく滑らかに仕上げたお菓子のこと。液状の「ガナッシュ」と呼ばれるチョコクリームを冷やして固形にしたものです。
ではこのガナッシュとは何かというと、チョコレートに温めた生クリームを入れて混ぜ、しっかりと乳化させ、柔らかなクリーム状に仕上げたクリームのこと。これを四角い枠などに流して冷やし固めた後、一口サイズに切り分けます。
同じガナッシュでできたボンボンショコラやトリュフのようにチョコレートでコーティングせず、表面に砂糖やココアパウダーをまぶして仕上げられる生チョコレートは、ガナッシュをそのまま楽しむチョコレートと言えるんですね。
普通のチョコレートとの違いは?
普通のチョコレートと生チョコの最大の違いは、ずばり水分の多さ。一般的なチョコレートは水分量が「3%以下」なのに対して、生チョコは「水分が10%以上」と、日本独自の規格で決められているんです。
まだまだ基準はあって、「チョコレートが全重量の60%以上」「クリームが全重量の10%以上」など、厳しいジャッジをクリアしたものが生チョコレートを名乗ることができるんですよ。
生チョコの美味しい食べ方は?
生チョコは水分を多く含んでおり、チョコレートでのコーティングもないため、賞味期限はあまり長くありません。美味しい生チョコを味わうためにも、賞味期限にかかわらず早めに食べるのがおすすめです。
また、室温では溶けてしまうほか、品質にも影響が出てしまいますので、必ず冷蔵庫(10℃以下)で保管しましょう。生チョコレートは匂いが付きやすいので、チャック付きの袋に入れて保管すると、乾燥を防ぐこともできますよ。
生チョコとは、ガナッシュをそのまま楽しむ柔らかく滑らかなチョコレートのこと!
生チョコとは「ガナッシュ」と呼ばれる、チョコレートに温めた生クリームを混ぜ、しっかりと乳化させて柔らかなクリーム状に仕上げたクリームを冷やして固めた、一口サイズのチョコレートのこと。
普通のチョコレートとは水分量が違うほか、日本独自の規格をクリアしたものだけが「生チョコレート」を名乗ることができるんですよ。次のバレンタインには、ぜひ生チョコレートを選んでみてはいかがでしょうか?
※画像はイメージです。
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